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◆優良賞(地域に根ざした食育推進協議会会長賞)

農林漁業分野

「伝えよう!地域の食材を生かした健全な食生活」

 
 
 

富山池多・食と農を考える女性の会

(富山県富山市)

池多朝どり特産市

富山市南西部に位置する池多地区は畑栽培が盛んな丘陵地帯でしたが、水田転作の結果野菜生産が平地に移るようになってから丘陵地の畑が荒れてきました。消費者の好みもインスタント・レトルトになって、農家の生産意欲も減退するようになりました。しかしこれではいけないと、非農家も含めて食と農に関心のある女性35人で「食と農を考える女性の会」を結成したのが6年前でした。まずは朝市からはじめ、おこわ・餅・漬け物等農産加工品にまで広げるようになりました。

おばあちゃんの味の継承

次に農産物の利用を広げるためには郷土食の掘り起こしや伝承が必要だと感じるようになりました。地元の食材を見つめ直すと、新鮮な海、山の幸が手近にあることに改めて気づきました。そこで「ふるさと薬膳」と称して健康料理の開発にとりくむことになりました。2年前にNHKテレビでも私達の活動が取り上げられました。そこから新たな出会いがうまれました。

おしえてあげたい富山の味

地元池多小学校校長先生の目にとまり、子どもたちの学校給食に郷土料理を取り入れてもらうことになりました。「人参、大根のおすわい」「里いも、ゴボウがたっぷり入ったノッペイ汁」「里いもおはぎ」「竹の子、人参、ほうれん草の白和え」など、はじめは子ども達が食べてくれるか不安でしたが、意外なほどすんなり受け入れてくれました。今では小学校に出向いて郷土料理教室も行っています。また子どもたちは「おしえてあげたい富山の味」と題して模擬討論会も行いました。県外の人達に富山の自慢郷土料理を選んで勧めようというのです。とても励みになりました。


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