「手から手へ 地域に広がる『手ばかり』の輪」
塩山市保健福祉センター/塩山市食生活改善推進員会
(山梨県塩山市)
「手形」で養う「食事のバランス感覚」
「手の大きさは身体発達のものさしになるのではないか」。そう考えて乳児からお年寄りまで1,358人の「手の大きさ」を測って貰い、各種イベントでは実際に子ども達の「手形」もとりました。その結果「手ばかり」は「食事のバランス感覚」を養う上で、全ての世代が共感・共有できるものさしになることが分かりました。これが「手ばかり」の輪の始まりです。
なかよしトリオ」と「くノ一部隊」
次に赤・緑・黄色という3つの食品群理解を「視覚」的に普及するために、市民の「手のサイズ」をもとにした「手ばかり」パンフレットとポスターというツールを制作しました。さらに保健師が演じる寸劇を準備して各種のイベントに出かけました。この子ども向け「なかよしトリオ」と大人向け「くノ一部隊」の寸劇は、新しい「食育出前講座の場」につながりました。
行政と食生活改善推進員の2人3脚
野菜摂取支援活動から出発した「手ばかり」の輪は、子どもを介して子育て世代に広がっています。40歳代以上の世代には食生活改善推進員183人が「味覚」に訴える料理教室を実施します。その結果これまでに広がった「手ばかり」の輪の支援者は、保健師・助産婦をはじめとして、家庭科教諭・学校栄養士、食生活改善推進員等合計376人に上り、「手ばかり」パンフレットはわずか7カ月間で市民1,870人に普及したのです。
|