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◆優良賞(地域に根ざした食育推進協議会会長賞)

教育分野

「食をもっと身近に〜食農教育を通して〜」

 
 
 

喜多方市教育委員会

(福島県喜多方市)

食器と食材を身近に

「地場産漆器のお椀とお箸を給食に」、「地場農産物を全調理場に」。市内28の幼稚園、保育園、小学校、中学校で実施する給食で、この2つの目標を5年がかりで実現しました。給食時間には食材の産地や生産者名を校内放送で紹介します。その結果、給食残渣が少しずつ減ってきました。

給食メニューを身近に

「こづゆ」「豆かずのこ」「芋茎と打豆のみそ汁」「冬至かぼちゃ」「大根と芋の田舎煮」。食器と食材に続いて見直したのは、これら伝統食・郷土食を給食メニューにすることです。せっかく地場農産物を導入しても、調理法とメニューも郷土色豊かなものにしなければ、その良さを発揮させることができません。

与えられる食事から作り出す食事へ

このような工夫をしても、受け身の給食である限り子ども達の「食意識の希薄化」は進みます。与えられる食事から作り出す食事への意識の転換が必要だと考えた結果、たどり着いたのは生産・加工・調理という一連の過程を体験する食農教育でした。学校農園に通うために不登校が解消した例さえうまれました。食を身近にするということは、地域の人々と自然を身近にすることではないでしょうか。


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