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◆優良賞(地域に根ざした食育推進協議会会長賞)

教育分野

「食は命・自分たちの作った物だけで三度の食事を作ろう〜自給自足を目指して〜」

 
 
 

村上市立村上南小学校5年生

(新潟県村上市)

365分の1

「朝食・昼食・夕食の3食分を全て自分たちで作る」「食材・調味料も自力で調達する」「メニューも自分たちで考える」「農産物は栽培から始める」。この課題を子ども達に投げかけたところ、最初は躊躇していた子どもも含めて87人の5年生全員が「やればできる!」と意見が一致して、1年がかりの取り組みが始まりました。

3食全部ってほんとうにできるの?

4月から始めた取り組みで最初にぶつかった壁は献立でした。1食分でさえままならないのに、3食全部の献立をイメージすることができません。浮かぶのはレストランのメニューのようなものばかり。献立の決定は後回しにして、まずはお米作りから始めることになりました。米作りは篤農家の協力をいただいて、農薬も化学肥料も使わず草取りも手作業で行いました。

海水から塩まで作った自給自足体験

お米の次は野菜と動物性蛋白源の確保。キャベツ・ニンジン等7種類の野菜を植え付けて、さらに味噌・醤油等調味料を購入するため販売用の苗4種類も育てました。困ったのは動物性蛋白源。鳥インフルエンザの影響で鶏を飼育することができず、岩船港で魚釣り。サヨリ・アジ・ハゼ等100匹の釣果。そして海水を煮て塩まで精製。大豆から豆腐も作って3食分を完成させたのは11月の収穫祭。1年がかりで作った1日分の食事が格別においしかったのはいうまでもありません。


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