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◆優良賞(地域に根ざした食育推進協議会会長賞)

農林漁業分野

「子供達自身が発想できる食育活動と地域に根ざした生産振興」

 
 
 

蔵王町生活研究グループ連絡協議会

(宮城県刈田郡蔵王町)

日常の暮らしと食を伝承する

伝統食というとすぐ「ハレ」の日の行事料理を思い浮かべます。しかし、日常食こそ地域本来の伝統食ではないでしょうか。表面的な華やかさはないけれど、食糧難の時代の暮らし全部を伝えたいという思いから、農家の暮らしそのものが伝わるような創作人形まで作りました。小学校に出かけて行って、子ども達と一緒に「おですこ」(お大師講)にお供えする「お大師団子」も作ります。

レストランが見直した地元の食材

農産物は新鮮さが命。週1回の直売所販売の他に、町内ホテルや仙台市内のレストランがこだわり食材と銘打って利用してくれるようになりました。そして学校給食にも13種類の地元野菜が利用されるようになり、若い世代が野菜料理講習会に積極的に参加するようになっています。

「つるむらさきカレー」が出来た

蔵王町は日本一の出荷量を誇るつるむらさきの産地であるにもかかわらず、地元の子ども達や消費者は案外この野菜のことを知らないということが分かりました。そこで考えたのが「つるむらさきカレー」(レトルト)の商品化。こうした取り組みから、この夏には都内の子ども達を対象にした「食育セミナー」も当地で開催されました。当グループメンバーが農家の知恵を伝授する場にもなりました。


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