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--最優秀賞 農林水産大臣賞--

食生活改善分野

地域・家庭が育む学校給食 〜給食を知り、献立を作り、家庭に生かす〜

 
 
 

おしゃもじクラブ(上天草市立上小学校)

(熊本県上天草市)

●食のあり方を給食から考える会

正しい食のあり方を給食から考える「おしゃもじクラブ」は、豊かな自然に恵まれた熊本県天草諸島の一つ、大矢野島に位置する上天草小学校のPTA母親部を主体に発足しました。新鮮な海の幸と農産物を、もっと食育に生かしたいと考えたのが始まりです。「家庭での食事内容を見直す機会になりました」とか「…よそのご家庭の料理のアイデアも参考になりました」など、参加したお母さんたちは、一様に意欲的な感想を話してくれます。

●家庭で実践してこそ本当の食育

おしゃもじクラブは、月1回ずつ地区ごとに保護者が集まり、子どもたちが食べる1食分の給食献立を作ります。まず、わが家の食生活と学校給食の問題点をチェックシートなどで振り返ります。そして、主食・主菜・副菜のバランスを考えた献立を作成します。1カ月後、その献立が実施される同日に試食会を行ないます。お母さんたちが実際に食べて、量感や味付けを知ることができるので、試食会は有意義かつ楽しみです。

●料理名も子どもたちに大うけ

地区ごとの団結力が強い上校区では、どの地区にも負けない愛情献立を作ろう、とすてきな競争心が生まれています。例えば、地区オリジナルの料理ネーミングもその一つ。中の丸地区のお好み焼き“なかのまんまる焼き”(右の写真)、大手原地区のコロッケは“おおてばろっけ”と命名され、馬場地区の“ハン馬場ーグ”も大うけです。お母さんたちが子どもたちの望ましい食事を考えることで、家庭と地域との連携も深まりつつあります。