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--優良賞 地域に根ざした食育推進協議会会長賞--

教育分野

山羊草刈り隊〜体験学習応援します〜

 
 
 

広島県立庄原実業高等学校

(広島県庄原市)

●山羊が学校にやってきた

約1年前のこと、山羊が子を産みすぎて飼えなくなった、農業をやめるので山羊が要らなくなった、ということで譲り受けた山羊が9頭になりました。いただいた山羊を地元の役に立てたいと考えたのが「山羊草刈り隊」です。1年生から3年生までの60名をこえる生徒がボランティアとして参加。依頼を受けて休耕田や草地に山羊を放し、見事な草刈りを行なっています。

●山羊乳のすばらしさ

山羊は生きた草刈機と呼ばれるほどの草刈り名人ですが、山羊の魅力はまだまだありました。山羊乳は濃厚でおいしいばかりではなく、αs1−カゼインが含まれていないので牛乳アレルギーの子でも飲むことができるのです。保育所や小学校から体験学習の依頼が来るようになったので、山羊の搾乳体験や「山羊乳団子」の試食も実施しています。

●地域との対話から夢が広がる

山羊草刈り隊への参加で、生徒たちは世代を超えたコミュニケーション能力を養うことができました。山羊草刈り隊の活動は、新聞やテレビ・ラジオで報じられ、生徒は多くの取材を受けました。地域の農業従事者、子どもたちと保護者の方々との対話も増え、地域農業の問題点、休耕田の活用への取り組みの課題も見え始めました。今後は、さらに広い地域での山羊を登録制にし、貸し出しのシステムなども作ってみたいと考えています。