障害児施設における食育活動
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病床数100床のうち20床が肢体不自由児、70床が重症心身障害児の、医療福祉センターです。利用者の大半は長期にわたる生活となるため、当センターは「生家」や「終の棲家」に近い性格も持ち合わせています。昨今の風潮として、給食材料費の削減や給食の外注化という流れですが、予算の削減よりも「食材の安全性・旬・地産地消」といった、食を重視する取り組みをしています。(写真は節分の日の鬼っ子ライス)
「おっちら(出雲弁でゆっくりという意味)のうえん」という小さな畑で、利用者の方々が野菜作りに励んでいます。収穫時期には「おっちら収穫祭」と銘打って、皆さんの汗の結晶を鍋やおでんなどに使っています。また、月1回、おやつの時間を使って調理をしています。目的は、料理を自分で作って食べること。お好み焼きやパフェ、どらやきなどのファーストフードが主体ですが、みんなで楽しく会話をしながら料理を楽しんでいます。
月2〜3回、昼食時に給食指導を行っています。対象が障害者の方で、若年層も多いため、パネルを使ったり、○×クイズ形式をとったり、様々な工夫を行っています。また、外出がままならず、食材に触れたことのない方も多いため、実際に山菜などの実物を持参したり、米などは、生産者の方に来てもらって話を伺うこともあります。最近では、指導に行くと、「今日はふるさと食の日でしょう?」「今日は何?」などと聞かれるようになりました。