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--優良賞 地域に根ざした食育推進協議会会長賞--

教育分野

地産地消うどんを作ろう 〜6年生家庭科・社会科の実践〜

 
 
 

徳島県阿波市立市場小学校

(徳島県阿波市)

●うどんをつくることを通して

 身近な料理である「うどん」。その原材料と原産地を調べた子どもたちは、うどんの原材料のほとんどを外国からの輸入にたよる現状を知って驚きました。地産地消うどんをつくることを通して、「地産地消」「旬」「食糧自給率」「食の安全」等、小学生には実感することが難しい食にかかわる問題についての理解を深めさせ、また、望ましい食生活を創造する態度を育成することを学習の目的としました。

●TT、GTを活用

 農政局の方をゲストティーチャー(GT)に招き、食糧自給率の現状と課題、地産地消の意義などについて話してもらったり、栄養士とのチームティーチング(TT)により旬の野菜の栄養的な価値やよさについて話してもらったりしました。その結果、専門家からの適切な情報を得ることによってより深みのある学習活動が可能となり、旬の野菜のよさについて具体的に理解し「地産地消うどん」を作ろうという意欲が高まりました。

●選択していくのは自分

 子どもたちは、できるだけ近い産地の食材を探して「地産地消うどん」を作ることにしました。こうした学習によって、「地産地消うどんが安全でいい」「でも手間がかかるし単価が高くなるよ」「品質表示をよく見て自分で考えて選ぶようにしたい」等、安いから選ぶのではなく様々な情報を正しく知って自分の条件に合ったものを選択することが大切であることに気づくことができました。食品の品質表示や原産地に関心を持ち、食の安全や環境に配慮した食生活について進んで考えようとすることができました。