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--優良賞 地域に根ざした食育推進協議会会長賞--

食品産業分野

「お魚料理教室」から地域ぐるみの食育活動へ 
〜魚を食べておいしい記憶づくり〜

 
 
 

関東水産物商業協同組合

(東京都足立区)

●五感で体に覚え込ませる参加体験型教室

 食育と魚食普及活動を始めたのは6年前。「食育と魚食普及」のひとつとして、栄養の正しい知識を身につけるにはどのような活動をしていくのかなどを検討し、「関水お魚教室」を開講しました。講師は、組合員で経験豊富な魚屋のプロが直接指導を行い、対象は、小学生から高年齢者に至る全世代。地域、各種団体、町内会、学校、行政と連携することで食育活動の輪を拡げています。

●子どもの食習慣を決定づける親への指導

 子どもに魚を食べさせると95%がおいしいと答え、また食べたいと言いますが、家庭で食べない理由を尋ねると「親が作ってくれない」が約90%にもなります。食育と魚食普及のために、親へ調理方法を指導すること、また、魚の調理を習慣づけると前頭部の血流が良くなり、判断力と計画を立てる脳機能が向上する報告もありますので、認知症予防や高脂血症など生活習慣病予防につながる食生活を支援することも目的としました。

●味覚・触覚・臭覚・視覚・聴覚で体感

 小学生親子20組40名を対象に食育講座を開催しました。魚市場で、サンマ、あじ、カツオ、みる貝、生きているタコ・うなぎ・スッポンに触って感触を学びました。また、匂いを嗅ぎ、触った魚の絵を描いて展示。その後サンマご飯の作り方を実習。まさに味覚・触覚・臭覚・視覚・聴覚で体感しました。子どもたちは、サンマご飯がおいしく、お絵かきも出来て楽しかったと、魚に大変興味を示し、今後の活動の励みにもなりました。