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--優良賞 地域に根ざした食育推進協議会会長賞--

農林漁業分野

心の畑も耕す農家の味噌つくり教室

季の野の台所

(愛知県知多郡美浜町)
 
 

●自家採種の大豆で味噌つくり

 実家の母が20年以上自家採種している大豆を使って自家用の味噌をつくっていましたが、おすそわけした友人に頼まれて、味噌つくり教室を始めました。味噌は大豆の種まきから栽培、収穫を経て、仕込みをしてから更に1年以上待ってできるすばらしい発酵食品であることを、消費者に伝えたいと思っています。自分で作った味噌だと、半分生産者としての立場も分かち合え、食への意識が変わってくるようです。

●塩にも麹にもこだわって

 収穫した大豆のみを使い、なくなり次第終了とすることで、自然の天候への関心を持ってもらい、農薬を使わない微生物農法は、大変な手間をかけて育てることを知ってもらいます。また、自然海塩を使用。良い塩が体にどれほど大切なものか、伝えていきます。麹も、地元の味噌屋さんに協力してもらい、無農薬の玄米麹、精米した米麹、食物繊維の多い大麦麹、香ばしい風味のある国産の小麦麹、愛知県独特の豆麹の5種類を使用しています。

●季の野の台所・原風景

 味噌つくり教室の後は、わが家で収穫したお米を炊き、前年作っておいた味噌でみそ汁を作り、みんなで一緒にいただきます。参加者にはおかず1品持ち寄りをお願いしており、料理の仕方を教え合ったり、「あなたのこのおかずを待っていたの!」と、和やかな雰囲気で時間と場を共有しています。最近では男性の参加者も増えてきました。