Home > 2007 結果・事例紹介

--特別賞 審査委員会奨励賞--

教育分野

「命」を見つめる食農体験 〜食育保育を目指して〜

風の子の家

(静岡県焼津市)
 

●魚の内臓も抵抗なく

 漁師町でも、魚を料理することができない家庭も多くなった現在、子ども達は大人とはまったく視点の異なる方向から、魚料理に抵抗なく入っていきます。大人は、魚の内臓を取り出すことに抵抗があるものですが、子ども達は、シーラの胃袋の中から鰯が46匹出てきたときには、夢中になって数えました。太刀魚の胃袋の中にずっしりと詰まったしらす。大きな太刀魚からは大きな魚。魚の世界がよく見えます。

●かわいいだけではない、自然界の営み

 子ども達が廃鶏をもらい、育て始めたことから、5年ほど前から孵卵器で卵をかえす試みを始めました。今年、子ども達が育てたチャボが卵を温め始めましたが、日が経つにつれ、親鳥が過敏となり、子ども達をつついたり威嚇したりし始め、自然界の営みは甘いものではないことを教えられました。しかし、その中で、卵から生まれる瞬間の感動を抱くことができました。幼児から小学生15名が通う、小さな保育現場のとり組みです。