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--優秀賞 農林水産省消費・安全局長賞--

教育分野

見直そう!ぼくのわたしの食生活!
〜給食食材の自給自足を通して〜

徳島県美馬市立岩倉小学校

(徳島県美馬市)
ジャガイモの植付け作業(6年生)
お世話になった方を招いた「自給自足の日」
給食に使用した米・野菜類の自給率(カロリーベース)

●ジャガイモ・たまねぎは100%自給

 全校で177名の児童がつくった米と野菜は年間をとおして給食食材として利用しています。平成19年度はジャガイモ300kg、タマネギ100kgを収穫し、給食で使う全量を賄うことができました。他に、ブロッコリー、大豆、米、スイートコーン、ダイコンもその一部を自給しています。自分たちの給食自給活動で、食に対する関心が高まり、偏食が減り、作物を育てることのすばらしさを感じるようになりました。

●地域(校区)とともに自給をすすめる

 農作物の生育は天候に左右されることが多く、計画どおりにはすすまないため、育成に手がかかる野菜については、「自分の学校だけ」ととらえず、「学校のある地域(校区)」として、校区内の農家に育成を協力していただき、地域全体で給食食材の自給をすすめることにしました。「自給自足の日」には、すべての野菜を美馬市内でとれたものを使い、農業支援センターやJAの方も招待し、一緒に給食を食べました。

●子どもも保護者も意識が高まった

 平成19年度は給食に使用した米・野菜のうち、18%を自給自足、美馬市産・徳島県産を合わせると53%と半量以上を地元でとれた作物でまかなうことができました。その結果、家族で食べ物や健康について話し合う機会が増えた家庭が60%以上にのぼり、食材購入の際に産地を確認するようになった保護者は72%にも達しました。今後も保護者や地域の方々と自給自足をすすめ、ふるさとを愛する児童を育てたいと考えています。