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--優良賞 地域に根ざした食育推進協議会会長賞--

教育分野

いただきます! いのちをありがとう
〜菌ちゃん畑とモーモー畑から〜

学校法人柚木幼稚園

(長崎県佐世保市)
大事に育てた野菜ですよ
うちの生ごみ、土に入れよう
牛さんの心臓の音が聴こえる!

●畑で「いのち」のつながりを体感

 畑は、野菜を育てて食べるだけでなく、いのちをいただき「ありがとう」という感謝の気持ちを育てるところとして、園児たちと野菜づくりに取り組んでいます。たとえば、収穫後のブロッコリーの一部を残しておき、花が咲き、再び種ができるところまで観察し、いのちが続いていることを実感しました。また、きゅうりや大根などの野菜の成長点は、いのちが詰まっているところなので捨てずに食べましょう、と保護者にも伝えています。

●生ごみも素手で混ぜられるよ

 「菌ちゃん畑」は生ごみリサイクルの畑。園児自ら、家から持ってきた生ごみを細かく切り、ぼかしを混ぜて堆肥にし、土に入れています。また、「モーモー畑」では、牧場からいただいた牛糞を混ぜます。園児たちはいつしか「臭い」「汚い」を気にせず、素手で混ぜるほどたくましくなりました。こうして作った野菜は、園内でみんなで調理して食べます。そして、出てきた生ごみはまた土に還すのです。

●牛とふれあい、みんな生きている!

 近くの牧場との交流もいのちを肌で体験します。子牛をはじめ、ヤギやウサギなどがやってきた春の出前牧場。聴診器を当てて、「牛さんの心臓もドッドッドッって動いてる!」と体感しました。秋には、園児たちが牧場に出向き、乳をしぼったり、子牛に哺乳容器で乳を飲ませてあげました。園に戻り、園児が言った一言が印象的でした。「今日は牛さんのいのちをたくさん分けてもらったね」。