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--優良賞 地域に根ざした食育推進協議会会長賞--

教育分野

未来の食育を支える農業高生の挑戦!!
〜地域の園児・小中学生への食育活動〜

静岡県立磐田農業高等学校

(静岡県磐田市)
いつも同じ園児を担当。会うたびにその子の成長をも実感
会話もはずむ、楽しいひととき
小学生向けのお菓子づくりの講座

●1年間、いっしょだね

 磐田農高生活科学科2年生(40名)は、平成12年度から、長野幼稚園の園児たちと、4月から2月まで年間10回の「食育講座」を実施しています。生徒1名が年中・年長の園児2?3名を受け持ちますが、1年間同じ園児を担当します。園児は年中・年長と2年にわたり、高校生のおにいさん・おねえさんと一緒に、高校の農場や実習室で田植えや収穫など農作業やカレーやアンパンづくりなどを体験します。互いの交流は自然に深まっていきます。

●同じ目線で接しています

 1年生のときに授業で学んだ栽培の基礎を活用して、2年生が園児たちと保育活動をすることで、学びを深めることができました。また、継続して園児と接することで、生徒たちは自分なりにその方法を学び、園児と同じ目線で接することができるようになりました。さらに、園児の保護者との手紙の交換は、親の考えや思いを理解することができ、園児たちとの交流が深まりました。

●私たち、地域のためになっている!

 このほかにも、生徒たちが指導者となり、小中学生や市民向けの講座も開催しています。たとえば、農場で栽培した菜の花から抽出した菜種油を使い、小中学生とドーナツづくりをしました。また、「本物の味を知ろう」をテーマに、菜種油や小麦など地域産の素材を使ったお菓子やパンづくりを実施しています。こうして、生徒は自分たちの活動が「人のためになっている」「地域のためになっている」ことを実体験しています。