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--優良賞 地域に根ざした食育推進協議会会長賞--

食品産業分野

企業内保育園(おにぎり保育園)からの発信
〜野菜も育てる和の給食〜

たねや・おにぎり保育園

(滋賀県愛荘町)
出来たて、熱っ熱っのお昼ご飯
さやの中に、ほら!お豆が入っているよ
園舎の中央ホールに台所があります

●父母が安心して働ける、わが子の保育園を

 「いつもお母さんと一緒にいたい。」それが無理でも、父母がそばにいるような温もりと、働く父母にとって、わが子を思いやる目が行き届く所に托して、安心して働けるような家庭生活の延長として、2004年に企業内保育園として始まりました。おにぎり保育園は生きる基盤としての食の大切さを伝えたいという思いから、給食に出る野菜の一部を、子ども達で栽培・収穫して、下ごしらえのお手伝いや、調理光景を毎日目の当たりにして、子ども達の「食べる意欲」を育む環境作りを大切にしています。

●「地産地食」みんなの畑からキッチンへ

 現在44名の園児が通うおにぎり保育園では、園庭や近くの農家さんから借りた畑で、園児や園のスタッフが、季節の野菜の栽培について農家さんから教えてもらいながら、毎日世話をしています。収穫後は、みんなのお昼ご飯に。目の前に食事が用意される便利さから、自分達一人一人の労作によって食材がまかなわれているお昼ご飯に、野菜嫌いもどこへやらです。食材は、他に、会社の食物残さを利用して栽培される滋賀環境こだわり農産物の野菜や米、調味料を使って「地産地食」を実践しています。

●五感で受け止める、食にたどり着く喜び

 お昼ご飯の支度は、園舎中央にあるオープン・キッチンで、子ども達が自由に覗いて、調理を五感で受け止められるようにしています。昼時は食材を包丁で刻む音や匂いに誘われて、みんな台所に集ってきます。献立は園の名前の通り、米食中心の季節の野菜たっぷりの和の献立です。献立表やレシピは保護者へ配布して、また、「給食参観」の日を設けて、親子で食への関心や知識を高められるように取り組んでいます。