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--優秀賞 農林水産省 消費・安全局長賞--

食生活向上分野

「ゆっくり食育・やっぱり食育」から、食育の元祖「村井弦斎」へ
〜再現した弦斎レシピが学校給食に〜

神奈川県立平塚農業高校食品科学研究班

(神奈川県平塚市)
弦斎カレンダー(とレシピ)
給食で好評の野菜飯
手作りの紙芝居も人気

●100年前、地元に「食育」の先達がいた

 「ゆっくり・やっぱり」を合言葉に、手作りの紙芝居やカルタなどで小中高生への食育を続けてきた先輩たちの活動を引き継いで、2009年からは、地元平塚で100年以上も前に「食育論」を唱えた村井弦斎について調べ、弦斎先生の「食育」を現代に生かす「弦斎カレンダー」を作成して、食育活動を行ないました。
 弦斎カレンダーには、著書の『食道楽(しょくどうらく)』からの再現料理4品と、地元の特産品を使ったオリジナル料理8品を載せ、『食道楽』の原則も紹介しました。

●復元弦斎レシピ「野菜飯」が給食に登場

 さらに学校給食への弦斎レシピの導入をめざして試作を行ない、「野菜飯」が採用され、多くの子どもたちに食べてもらいました。「野菜飯」が給食に出た日のアンケートでは、「おいしかった」「また弦斎料理が食べたい」「弦斎のことがわかった」という感想も寄せられました。

●食育地域活動を、紙芝居・カードゲーム・替え歌で

 小中学校訪問の際には、弦斎の紹介スライドと、地産地消のカードゲーム、さらに『食道楽』のレシピを参考にした「弦斎カステラ」を持参し、子どもたちに村井弦斎について紹介しました。
 保育園訪問のためにつくった替え歌「食育チャチャチャ」は、私たちが訪問した後も、園で毎日のように子どもたちが口ずさんでくれているようです。