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--優良賞 地域に根ざした食育推進協議会会長賞--

食農体験学習分野

プロジェクトS 〜大豆栽培から始めるマイ醤油づくり〜

山田小学校 学校応援団

(和歌山県湯浅町)
3・4年生が大豆の苗を植える
振り続けて1年後、絞ってマイ醤油が完成
10月の収穫祭は、応援団と一緒に食事会

●世界に誇れる醤油発祥の地

 湯浅町は世界に誇れる醤油発祥の地です。そこで大豆栽培から醤油づくりまでを地元の子どもたちと取り組もうと、農家が声を掛けて、保護者や振興局職員、町役場職員、醤油醸造家など有志が集まり「学校応援団」をつくり、山田小学校で子どもたちの醤油作り体験の活動をすすめる計画「プロジェクトS(soy sauce)」が始まりました。

●マイボトルを1年振り続けて、マイ醤油ができた!

 4年生は育て収穫した大豆で、2月に醤油づくりを始めます。炊いて小麦と麹菌を混ぜた大豆は3日後には麹になり、自分のペットボトル容器に入れ、1年間毎日ガシャガシャ振る作業を続けます。教室の後ろに並んだマイ醤油のボトルからは、よい香りが漂います。5年生になった1年後、絞って完成した醤油は、4年生の作った豆腐にかけて食べてみると、一人ひとり違った味わいと風味がありました。4年生から2年かけるこの活動は、山田小学校の子どもたちに定着したようです。

●学校応援団とともに取組む山田小学校の農園活動

 「学校応援団」は、前年の活動を振り返り、活発に意見を交わしながら年間計画を決めます。そして大豆畑の準備には、学校職員や醤油づくりを体験する4年生も加わります。農園では大豆以外にも、サツマイモほかさまざまな野菜苗を植えました。こうして山田小学校の農園活動は、応援団をはじめとする地元ボランティアや保護者の支援を受けて、栽培から収穫、調理・加工まで全学年で年間約30回もすすめられています。