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--特別賞 審査委員会奨励賞--

食農体験学習分野

絶滅危惧種オオアカウキクサ(アゾラ)を稲作に利用しよう!!
〜小学生と学びあう農業・環境・食料の未来〜

長野県立臼田高等学校農業クラブ

(長野県佐久市)
アゾラの夏に育つ葉は淡緑色、冬葉は紅色
佐久市立切原小学校でのアゾラ水田づくり

●環境保全と食料生産を結ぶ情報発信基地

 かつて水田に広く生息した浮草アゾラは、稲作を減収させる他の雑草とともに除草され、いまや絶滅危惧種となった。農業クラブでは、アゾラの空中窒素を固定し増殖する特性から、肥料(緑肥)活用の可能性、また水面を適度に覆えば、他の雑草の除草に役立つ可能性に注目。平成17年より佐久市十二新田の地蔵池に生残るアゾラを保護・増殖する研究、持続的環境保全型稲作に活用する研究、地域への情報発信を開始した。

●出前授業で育つ「小さな同士」

 平成18年からは、地蔵池周辺の集落住民との連携を深め、小学校への出前授業を開始。授業に出向く高校生は2・3年生が組みとなり、活動の連年継続環境を整えます。アゾラの繁殖指導、学校田への利用、そして「小さな同士」に育った児童と高校生による学校内外への研究発表。アゾラの保護、稲作活用から始まる活動は、地域住民・農家・小学生、高校生自陣の「環境・農業・食料」を見直し行動する、食育活動となっている。もちろん、とれたお米の味も楽しみながら。