Home > 2009 結果・事例紹介

--特別賞 審査委員会奨励賞--

食農体験学習分野

遊休農地を使って地域の農と食を取り戻す活動
〜医療と連携・「いきいき農園」・「浅めし食堂」〜

特定非営利活動法人活き粋あさむし

(青森県青森市)
「浅めし食堂」は、高齢者の健康支援、郷土料理伝承、雇用創出の地域再生実践の場
収穫した野菜は浅めし食堂へも供給されます

●みんなでおしゃべり「浅めし食堂」

 少子高齢化が市平均よりも早いペースで進む青森市浅虫地区に、高齢者の健康支援と世代間交流の場をと、2003年に昼ごはんを提供する「浅めし食堂」を立ち上げました。メニューは、前年に地域のおばあちゃん達から自慢の郷土料理を聞き書きしてまとめた「浅めしレシピ集」から、日替わり定食と、「じゃがいもすいとん」定食の2種類。どちらもNPOの代表で地域唯一の診療所院長や栄養士の監修で栄養バランスがとれたレシピです。

●食農体験から地域の農業を取り戻し地域の再生へ

 2002年から次代を担う子どもが大人と一緒に交流し農業体験ができる場をつくりたいと、遊休農地を活用した「浅虫コミュニティスクール」を開きました。野菜や米を育て、収穫後には大豆と米粉で作る昔おやつ「くじら餅」や、小正月に食べられていた野菜等具沢山の「けの汁」などを作って郷土料理や文化も伝える食農教育の場となっています。2005年には地域に農業者がいなくってしまったことに危機感を感じ、地域の農業を自分達に取り戻そうと「いきいき農園」を開園し、活動が発展しています。