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--特別賞 審査委員会奨励賞--

地場産物分野

ふるさとの岩代五葉黒豆納豆を食べて健康な体
〜二本松市の郷土食・伝統食を活用した食育活動〜

福島県二本松市立小浜中学校

(福島県二本松市)
一般の豆は3枚葉、五葉黒豆は珍しい5枚葉。葉数が多いため光合成生産量が高くミネラル豊富な大粒黒豆が育つ

平成21年度の二本松市統一給食に出た黒豆納豆給食。
黒い納豆は豆類が苦手な生徒も大喜び。献立内容は、七穀米、あだたら汁、黒豆納豆、引き菜炒り、りんご、牛乳

●学校ぐるみで取り組んだ総合的な健康教育

 岩代地区の小浜中学校では、先生総出で給食の準備・後片付けの指導にあたり、給食に集中できる時間を確保。また、思春期の生徒がのびのびと楽しく食べられるような話題づくり・栄養学習など、食の環境づくりにも配慮。総合的な健康教育の取り組みで残食率を激減させた。しかし、生徒の豆類嫌いは解消できず、栄養豊富・機能性豊かな豆類を楽しくしっかり食べるという、中学校と岩代学校給食センターの宿題は残った。

●伝統の黒豆活用で、健康教育と地域活性化が結びつく食育へ

 そこで出会ったのが「あぶくま野菜図譜をつくる実行委員会」。地域の伝統野菜で地産地消・地域活性化を推進するため、地元に伝わる「岩代五葉黒豆」の納豆を給食に加え、「岩代はオモシロイ」という地域の魅力をPRしたいとの提案を受けました。中学校では給食センター、生産者と連携し黒豆納豆給食を実現、好評を得た。本年は二本松市の小中学校全体の給食に出され、給食センターは「黒豆納豆のうた」を制作、生産者は作付け拡大と、活動が広がっている。