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農林水産大臣賞

食生活改善分野

「宮崎町 食の博物館…宮崎町のもてなしの心とかたち(食の文化祭の開催)」


我が家の自慢料理は干し大根
食べきれない、話題がつきない
今度はじっくり味わえた祝い膳

宮崎町商工会食の文化祭実行委員会(宮城県加美郡宮崎町)

住民総参加で成功させた「食の文化祭」

宮崎町1,500世帯のうち600世帯から850品の「我が家の自慢料理」が持ち寄られたのは、3年前に実施した第1回「食の文化祭」。過疎化がすすむ中で住民総参加によるまちづくりのためにできることは何か、何十回もの話し合いの中で一番盛り上がった話題は「食」のこと。「これしかない!」「これがある!」、日常料理が会場いっぱいに並んだとき、家庭料理がむらの食文化になりました。

壮観!1万1千食の試食料理

第2回「食の文化祭」に持ち寄られた家庭料理や保存食は1,100品。ギャラリーは2万2千人。「見るだけではさびしい、ぜひ食べさせて」という要望に応えて、第3回の会場に準備した試食料理の数は1万1千食。農家レストランや地元飲食店のメニューに採用されるなど、住民総参加によるまちづくりという目標が具体的になりました。マスコミ関係者の取材もあって、地域おこしが食文化発信になったのです。

農村から都会への発信、四季を通した「食の博物館」

3年間の経験から考えた、つぎの活動のねらいは「季節と空間を活かすこと」。名称も「食の博物館」と衣替えして、春・夏・秋・冬に4回実施することです。季節料理という彩りを加えるだけでなく、春の山菜取りのように体験的な企画も実施することができます。夏編・秋編では季節の食材・行事食に加えて、収穫体験・調理体験を実施することで、農村と都会の地域間交流を実現することができました。保存食と保存技術がテーマの冬編で「食の博物館」の一年は完結します。



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