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農林水産省総合食料局長賞

食品産業分野

「身土不二・地産地消のふるさと薬膳料理」


郷土食の掘り起こし開始
レストランシェフに向けて猛特訓
ふるさとおせち

西海町食と農を考える女性の会(長崎県西彼杵郡西海町)

料理好きの母ちゃんが集まった

野菜の直売所や農産加工の仲間が集まって、「食と農を考える女性の会」を発足させたのは平成11年7月のこと。活動テーマは「食による地域おこし」。自分で野菜を作っている料理好きの母ちゃんたちが取り組んだのは郷土食の掘り起こし。地元の食材と地元の食文化を伝えたいとあちこち出歩いて、郷土食パンフレット「えんちの料理」が完成したのは12年3月でした。

レストランば、やらん?

ちょうどその時、西海町の事業として町内「伊佐ノ浦公園」に設置するコテージの建設が進んでいました。なんとコテージのレストランの運営を引き受けてくれないかという依頼が舞い込んだのです。一度は断ったものの、郷土食の掘り起こしに取り組んでいた手前断り切れずに引き受けたのが、郷土食レストラン「ふるさと薬膳 菜彩」です。

西海町の母さんの温もりメニュー

「はじめは、どがんなるか分からんやったばってん」と不安ばかりでした。しかし、食材となる農産物はメンバーの自家生産、メニューの基本は郷土食というように方針を決めたときに迷いは解消。ふるさと西海町の食材と郷土料理はそのまま薬膳料理の考え方にも通じました。たどり着いた5つのメニュー「菫(すみれ)」「薊(あざみ)」「向日葵(ひまわり)」「秋桜(コスモス)」「椿(つばき)」は“季節を生かした母さんの味”と自信を持ってすすめています。



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