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地域に根ざした食生活推進委員会委員長賞

農林漁業分野

「スローフードでいこう(JA秋田やまもと版地産地消運動)」


グランママシスターズ勢揃い
スローフードな食農教育
やまもと弁当

秋田やまもと農業協同組合(秋田県山本郡琴丘町)

今日のみそ汁は懐かしい味

JA秋田やまもとの地産地消運動は、子どものつぶやきがきっかけ。「うちで食べるご飯はおいしいのに、給食のご飯はおいしくない」。米産地の子どもが地元の米を食べられないのは理解しがたい、素朴な疑問をきっかけに地産地消運動が動き出しました。米を手始めに手作り味噌を提供したところ感動したのは校長先生、「今日のみそ汁は懐かしい味がした」。早速教育委員会、栄養士、給食センター、直売所を巻き込んだ「食と農を考える推進会議」が発足。食はスローに、行動はファーストに!

グランママシスターズ「伝統食名人」

2001年9月、JAまつりの会場で5人の伝統食名人がデビュー。グループ名はグランママシスターズ。平均年齢70歳。JAスローフード運動の先導役です。シスターズは笑顔は優しくても料理は凄腕、テレビ取材の度に美しくなると評判に。わずか1年間で伝統食のレシピ集も作成。「つたえたい、のこしたい、ここだけの味」と謳った「まるごと・やまもと・料理集」は500円の有料なのにあっという間に200冊が完売。今年9月には 二代目シスターズも結成されました。

スローフードは生活創造運動

管内5つの地域で、それぞれ創造的な食農運動が興っています。漁村・八森町では、小学生に田んぼを提供、昔ながらのさなぶり体験をさせました。白神山地の麓・峰浜村では伝統食「南蛮べっちょ」を広めています。野菜産地・八竜町では切り干し大根を学校給食に提供。山元町では七輪で焦げ目をつけたヤギメシを提供。琴丘町では学校給食で古代米を試食というように、管内全域で新しくも懐かしい、ゆっくりだけどテンポのよい食農運動が進んでいます。



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