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「地域に根ざした食育コンクール」事業終了のお知らせ

 

2010年5月吉日

各 位

(社)農山漁村文化協会

拝啓

 新緑の頃、皆様にはますますご健勝のこことお喜び申し上げます。 さて、長年実施してまいりました表記コンクール事業を、2009年度をもちまして終了することとなりました。皆様にはこれまで、多大なご支援、ご協力をいただきありがとうございました。

 本コンクールは農林水産省の提唱にて、2001年度より「地域に根ざした食生活推進コンクール」の呼称でスタートしました。当初の開催意図は、当時文部・厚生・農水の3省連携で策定された、新たな「食生活指針」の普及・啓発でした。その後2003年度から「地域に根ざした食育コンクール」と名前を変えて、実践活動の募集・審査・表彰・発表会(実践情報共有)を毎年実施し、通算9回の開催で応募総数は延べ2241件に達しました。

 本コンクールは開催の当初から、永年の労に報いる功労賞をねらいとせず、創造性や普及発展性の高い、いわばアイデア賞を選考のねらいとして表彰いたしました。表彰をきっかけに、その実践手法が全国に波及した事例も目立ち、とりわけ3回目に最優秀賞を受賞した「子どもがつくる弁当の日」は全国に広がりつつあります。

 食育コンクールと名前を変えてからは教育分野の応募が多くなりました。若い世代を対象とした持続的な食育の取組みが、全国で定着してきたことはうれしい限りです。食と農を結ぶ活動が増え、「地域に根ざす食育」の重要性への理解が深まっているのは、「地域に根ざす」を冠にしたこのコンクールの先進性が呼び水になっていると自負しております。

 「コンクールが発掘してきた取組み事例が、多くの食育を盛り立ててきた」と、終了を惜しむ声も届いておりますが、食育実践の拡大と底上げに寄与したことを成果として、ひとまずここでコンクールの幕を下ろしたいと思います。  これからは、過去の優れた実践に学び、実践の深化に向けて別の形で情報を提供していくのが農文協の役割かと考えております。

 食育推進に活動する皆様のご協力に感謝するとともに、今後とも農文協の活動にご支援・ご協力いただきたくお願い申し上げます。

敬具