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第1回食育フェア
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    ▼記念講演

    第1回食育総合展「ニッポン食育フェア」会場内
    1月18日(日)15:10〜16:00

    「地域に根ざし、地域を育む「食育」とは?」

    講師:女子栄養大学教授・大学院研究科長 足立己幸

    食育コンクール表彰式、受賞事例発表に引き続き行われた記念講演。地域に根ざした食育のあり方を説いたお話は、立見客があふれるほど
    プロフィール:
    1936年生まれ 宮城県出身
    主な役職:
    日本生活学会会長、日本健康教育学会理事、NPO法人「食生態学実践フォーラム」理事長、食と農の応援団団員 
    主な著書:
    『知っていますか 子どもたちの食事』NHK出版、『食生活論』医薬出版、『栄養の世界探検図鑑』(全4巻)、『ごはんだいすき!』大日本図書

    ●講演内容

     食育という言葉が普及していますが、じゃあ「食育」って何だろう、という問いに、こう考えることができるのではないか、と足立先生から「人間にとって生きること、生活すること、その基本的な資源としての食、健康の資源である食、そういう食を営む力を育てること、そしてこれらを実現可能な社会、環境を育てることを食育」と提案がありました。

     人間の食というのは、生産活動、食品加工、流通、廃棄などの循環のなかで営まれているということ。食育とは、人間の食というのがこういうダイナミックな営みなんだという、人間の食の全体像をイメージとして描けるような力を育むことではないか、というのです。

     「食」のなかで生産についての知識が子どもも大人も希薄だったこと、だけど、農業体験することだけが食育ではなく、体験を通して食の全体像が描けるようになることが食育ではないか、と話されました。

     その他、子どもの味わう力がなくなっていること、「栄養」という言葉が狭い意味で扱われていること、食育を実行するために忘れてはいけない「食情報システム」、食育の「育」に込められた意味、足立先生がすすめているお弁当箱を使った食育プログラムについて話され、今後、地域に根ざした食育を推進するための視点、方向性を示していただきました。

    (文責・事務局)