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第2回 食育推進全国大会大賑わい 地域の味、食べものづくり体験市町村ならではの伝統料理と味体験、新しい楽しみ料理体験のコーナーがたくさん設けられ、予約が早くからいっぱいになるほど、来場者は貴重な体験を喜び、腕をふるいました。 宝の産物―旬―技がつながった市町村の料理・加工体験福井市のブースでは、時間交代で「ちまきづくり」(本郷地区)と「きび団子づくり」をしました。ちまきは、七瀬農遊会が清流七瀬川の水で育てる減農薬こしひかり「郷のひかり」の米粉ともち米粉を使い、ちまきづくりの旧端午の節句ころ笹の葉ももっともいいものがとれ、まさにいかが旬の伝統料理。それを、むらの達人の小林都知子さんなど地域おかあさんたちが指導しました。 一乗地区では、一乗生活学校と一乗小学校が共同で、きびの植え付け、栽培から収穫、石臼による粉挽きまで行なっています。この会場では、石臼挽きと団子づくりを来場者に楽しんでもらいました。
「五法・五味・五色」の教え 伝統の永平寺料理と新しい地産地消の料理永平寺の開祖、道元禅師は「典座教訓」(料理に携わる者の心構え)に、五法=五つの調理法、五味=五つの味、五色=五つの色彩をもって、つくり、もてなすことを教えています。その心と技が込められた精進料理のひとつが「ごま豆腐」。永平寺町のブースでは、道元禅師の教えと精進料理、ごま豆腐などの作り方が展示され、レシピも配られました。 そんな伝統が息づくブース中央では、JA吉田郡女性部と農家主婦の加工・販売グループ「ハンドメイド風(ふう)」による、「フルーツ大福(この日は)」と「黒米おはぎ」の料理体験が行なわれました。フルーツ大福に使うもち米・小豆はもっと活用したい地域産物、イチゴは町内五領地区で栽培があり、まさに地産地消のイチゴ大福。黒米は、もち米と混ぜておはぎや黒米おこわ、黒米かきもちにするなど、色あいと食感の楽しみをふやしています。農家のお母さんたちによる「新 五法・五味・五色料理」をみんなで楽しみました。
なつかしい食の競演 県内の個性的伝統料理を手づくり「むらの達人」は、県知事が認定した食などの伝統技術に優れた人。このコーナーでは、県内各地の伝統料理7種を村の達人と農村女性グループが、それぞれ1回1時間、定員12名で教えました。若狭地区「若狭高浜の焼き鯖のちらし寿し」、坂井地区「ぼっかけ」、丹生地区「昆布巻き」、福井地区「ほお葉飯」、二州地区「こっぱなます」、奥越地区「いもぼた」、南越地区「そばずし、葉ずし」。 写真は「いもぼた」づくり。奥越地方で、秋の刈り納めに、神様に供えたもちで、里芋のぬめりを利用して、もち米のかわりに新米のつなぎとしています。里芋の品種は、産地である大野市在来で、肉質がかためで煮崩れしにくいという特徴があります。おじいちゃんに見守られながら、すりこ木に力を込めてもちをつく、微笑ましい情景も見られました。
楽しく真剣! 子どもたちの料理体験、食育交流「食のまちづくり条例」を制定し、「食育文化都市宣言」を採択して、生涯食育の取組みを先進的に行なっている小浜市では、とくに子どもたちの食育を重視し、味覚形成に重要な幼児期の子どもを対象にした「キッズ・キッチン」を開いています。こうした取組みについて「食育推進セミナー」で、食のまちづくり課の中田典子主査が報告されました。 ブースでは、ミニ「キッズ・キッチン」が開かれ、小さな子どもが包丁を持って、ダイコン・キュウリ・ニンジンの皮むき、輪切り・拍子切りなどに真剣に取り組みました。また食生活改善推進員連絡協議会のヘルスメイトさんたちが「御食国(ル みけつくに)のごちそう」の「小鯛のささ漬手まり寿司」「鯖のへしこ手まり寿司」を試食サービス。 勝山市のブースでは、食育紙芝居の上演、食育をテーマにしたカルタ会を開き、子どもたちは楽しく参加しました。
楽しみながら、食と食習慣、食事バランスのたいせつを学び、技を体験し、世代交流するコーナーがいっぱいでした。全国で健康的な食生活づくりの中心として活動している(財)日本食生活協会のブースでは、県のヘルスメイトさんたちによる長寿県福井の食文化と料理(報恩講料理、焼き鯖など)紹介や、食材釣りゲームを通じての食の知識、食事バランスのたいせつさの体験・指導が行なわれ、大勢の人で賑わいました。
うれしい! それぞれのまち自慢の味めぐり各市町村では、地域の伝統の食文化を伝えながら、地域食材を活かした新しい料理・加工品をつくり出しています。そうした自慢の味が試食サービスされ、行列ができました。例えば、キクの振興に取り組んでいる越前市では、農村女性の手で生産・加工される食用菊を使った「菊寿司」。鯖江市では越前鯖江藩7代藩主を務め「一汁一菜」を旨とした間部詮勝にちなむ「間部汁」。生大豆粉入りで野菜たっぷりの一汁健康味噌汁です。 越前町は4町村合併して海と里と山の幸がみんなある町。これらを結集して「たけのこご飯」「有機米のわかめご飯」の試食。海のまち高浜町は海草を煮溶かして固めた「いごの和えもの」。あわら町は特産の宮津甘藷を使った「おさつまんじゅう」。おおい町は梅生産組合による「梅干し」と漁協女性部による「クラゲと梅の和えもの」など。若狭町からは、梅の里小学校で子どもたちが作った「梅干し」も登場・・・などなど、会場ではめずらしい味、なつかしい味に出会う味めぐりを楽しむことができました。
2階の展示・販売コーナー
イベントホール2階では、北海道・青森・宮城・東京などから食文化・食品関連の展示・体験、近県(富山・岐阜・京都・大阪)の食育展示、県内JA、エコ・ファーマー、酪農教育ファームなどの活動紹介、県内団体・企業・名店会などによる地域産物を活かした料理・加工品(蕎麦、パン、お菓子類、ごま豆腐、漬物、牛乳・乳製品、蜂蜜、水産加工品、健康食品など)の展示や実演、販売があり、会場で1日を過ごす人びとがくつろげる休息・食事スペースとなっていました。 (※)撮影:倉持正実、木村信夫、文責:ニッポン食育フェア事務局 このサイト内の文章・写真の無断転載を禁じます
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