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「食育の環」応援グループの展示、試食

■山の母ちゃんの贈る食育コーナー ―白百合グループ

白百合グループ 田舎ずしの展示と試食サービス

 白百合グループ(代表 中司慈壽子さん)は、学校給食米を生産する地域で、地元食材を活かした料理・加工品の開発を続け、その料理で客をもてなす「しらゆり亭」を開設し、また小学校や高知農高に出かけて郷土食の伝承を続けています。土佐の郷土食、皿鉢料理を飾るすしは、平場ではサバの姿ずしなど魚系がなのに対し、ここの「田舎ずし」は棚田まわりに半自生するりゅうきゅう、こんにゃく、みょうが、しいたけ、水田転作の四方竹と、山の恵みのオンパレード。これら山の幸をおいしく料理する技は、里の母ちゃんたちをも感動させるほど。りゅうきゅうの葉柄のきれいな色を出し、のして味つけして独特な食感と味を出す技、すし飯を「柚の酢」の使い加減でグーンとおいしくする技など、ひとつひとつの食材を上手に活かす技があります。

 学校で、白百合グループといっしょに田舎ずしを体験した小学生が「家でつくってご先祖様に供えて家族で楽しんだ」という話があり、また高知農高の女子生徒から「お嫁に行くときだいじな財産にします」とお礼の電話があるなど、中山間の食文化とお母さんたちの教育力はじつに大きいのです。

 この日ブースでは、得意料理の田舎ずしを展示し(写真)レシピを配布。試食には「有色米ごはん」「ゴーヤのサラダ」「四方竹のポン切り煮」(写真)を出し、来場者は山の幸料理の味を楽しみました。


■里の母ちゃんが贈る食育コーナー ―JA南国市園芸女性部

JA南国市園芸女性部の試食サービス、手伝ってくれた高知農高のみなさん

 南国市は、シシトウ・ピーマン・小ナス・小ネギ・ニラ・オクラ・新ショウガ・大葉など日本を代表する園芸地帯。ここでの生産の主役JA女性部(部長 隅田るり子さん)は、産地野菜の料理開発を数々行ない、消費地に向けて、また地元の食卓への定着に向けてアピールを続けています。いっぽう上記白百合グループと同じく、学校での食教育・料理体験に協力しています。

 園芸女性部の開発料理の特徴は、野菜を副菜として摂るほか、野菜タップリの主菜料理や主食料理として、食卓の楽しみをふやし、食事バランスのとれた料理をつくる主役として活かしていることです。小ナスをタタキにして、タマネギ・奴ネギ・大葉を加え、アジの干物を焼いて乗せた「小ナスのタタキ」(写真)や、大きくなりすぎたシシトウを割ってタネを除き、なかに土佐湾の幸じゃこのすり身をつめて揚げる「シシトウとすり身の天ぷら」など、新しい里の幸・海の幸ドッキング料理も数々生まれています。

 会場では、新ショウガのかき揚げ、シシトウのベーコン巻き、小ナスのたたき・にぎり、肉巻きピーマンの明太味・和え物、ニラのおろし和え、大葉のミルクプリン(写真)・佃煮・大葉茶、ゴーヤのジュースなどを試食サービス、レシピ集を配りました。この日ブースを手伝ってくれた高知農高生活総合科では、園芸女性部指導による料理講習会を行なっており、生徒たちは「地元の野菜でこんなにもつくれるのかと思うほど、いろいろな料理ができあがりました」と喜んでいるといいます。


■海の父ちゃんが贈る食育コーナー ―十市漁業協同組合

十市漁業協同組合
ちりめんと「いりの汁」の試食

 十市漁協(組合長 土居広章さん)は、ステージ「あなたが主役 ふるさと自慢」で、細川会長と青年部が、釜揚げチリメンと「いりの汁」を紹介してくれました。この日、朝の出漁でこの時期には珍しく「豊漁」でした。屋外テントでは、茹で釜を持ち込んで、釜揚げチリメンの実演をしてくれました。そして、屋内ブースでは、ちりめんと、いりの汁をしょう油で味をととのえたスープの試食・試飲サービスです。

 ステージでゲストの本多京子さんが「品のあるおいしさ、記憶に残る味」、宮川泰夫アナが「絶やさず受け継ぎたい」とした、地域の味「いりの汁」を、来場者の皆さんが味わいました。


■「食改さん」が贈る食育コーナー ―南国市食生活改善推進協議会

食生活改善推進協議会のブース

 ステージ「あなたが主役 食育自慢」では、十市地区の「食改さん」と十市保育園とのつながりを紹介しました。食生活改善推進協議会(会長 高橋美保さん)の皆さんは、地域産物の野菜や魚を楽しんで食べる料理開発を続け、市内各地の学校などで、子どもたちの食習慣づくりとバランスのとれた食生活、薄味で健康的な味覚形成、などに向けて料理体験に協力しています。

 この日ブースでは、ステージで、伝えたい南国の味として大い盛り上がった「たけのこのいり汁煮」と、「大豆とかちりの香り飯」「生姜かん」「減塩みそ汁」を試食サービスし、レシピを配布しました。また、「朝ごはん食べていますか」のシールを年代別に貼ってもらい(写真)、食習慣の見直しを呼びかけました。


■伝えたい「土佐の食卓」 南国 旬の味
 ―南国地区農漁村女性グループ研究会

南国地区農漁村女性グループ研究会の展示と試食サービス

 このグループ(会長 西村仁美さん)は6人メンバーが活動しています。約20年前、郷土食の伝承と活用に向けて「土佐の台所」を発行しましたが、このほど「伝えたい 『土佐の食卓』 南国の味」を出版しました。ねらいは、伝統を受け継ぐとともに、若いお母さんたちに気軽に地域の産物を活かしてもらうこと。新しい提案料理もいっぱいです。

 例えば、「りゅうきゅう」(里芋の仲間で、葉柄を生で料理して食べる)は、伝統的には煮るか酢物という食べ方がほとんどでした。庭の隅などであまり手をかけずに育ち、6月から10月まで採れ続ける便利野菜を、もっと気軽にオシャレで現代風に使ってもらおうと、サラダ・天ぷら(写真)・ベーコン炒めなどを紹介、試食サービスしました。ブースの前には、りゅうきゅうの鉢植えが置かれ親しみを増していました。


■食卓へ彩りを! 近所の畑の味 ―味彩

味彩の展示と試食サービス

 農漁村女性生活研究グループ、味彩(会長 松下恵子さん)は、会員4名の仲良しグループ。自分たちで育てた野菜のおいしい食べ方を開発し、旬の野菜を食べる楽しみの普及に努めています。この日は、市内で栽培が多いゴーヤの佃煮、ゴーヤとタマネギの甘酢漬け、サラダカボチャ「マリンキー」を使ったマリネ(写真)など、9品を試食サービス。レシピを配りました。おすすめは「ゴーヤカレー」。ゴーヤニンニク・ショウカ・タマネギ・ズッキーニ・ナス・トマトと野菜たっぷり、これからの夏の季節にうれしいスタミナカレーを、たくさんの人が味わいました。


■子どもに伝える南国野菜の愛情料理 ―ななきんクラブ

ななきんクラブの展示と試食サービス

 ななきんクラブ(会長 能勢瞳さん)は、高知県農村女性リーダーの南国市・高知市のメンバーがつくるグループ。25人の会員が農業振興と農村女性の力量アップに向けた活動を展開しています。

 この日ブースでは、お米を食べる食生活をアピールし、コシヒカリを試食サービス。あわせて、メンバーが作った野菜を活かし、ご飯をおいしく食べる献立例(和風と洋風)と、おやつ・おかず料理を展示。そのうち、「土佐甘とう(万願寺とうがらし)の揚げ浸し」(写真)を試食サービスしました。

 また、農業振興を目ざす女性グループらしく、野菜を減農薬で育てるための天敵利用による害虫防除を紹介。天敵のタイリクヒメハナカメムシ、カブリダニを展示して、来場者に、食の安全・安心のための取組みをアピールしました。


■地場野菜で康スープ ―さん花園

さん花園の野菜スープの紹介、試食サービス

 さん花園は直売所に花を出荷しているグループ(会長 小笠原治幸さん)で、会員に野菜を育てている人もいます。この日、ブースでは地場野菜を使ったスープを紹介しました。お年寄りにも食べやすく、夏にさわやかで何故かホッとして食欲が出る野菜のスープを、味噌汁にプラスして欲しい。そんな思いで作った、干ししいたけ・ゆでトウモロコシ・ジャガイモ・サヤインゲン・トマト・ミョウガなどの入った「夏野菜スープ」と、トマト・タマネギ・大葉を使った「ひんやりトマスープ」を試食サービス。来場者は「ミョウガの香りがする」「しいたけの香りも」「コンソメ味だね」と楽しんでいました。


■有機野菜の試食、地鶏卵の紹介など

有機野菜の試食、地鶏卵の紹介

 よさこい有機の会(会長 山下紘宇さん)のブースでは、「素材のおいしさを試食しよう」と呼びかけ、来場者にトマト・キュウリ・オクラ・ショウガ・ニンジン・レタス・タマネギを、生で味わってもらいました。こだわり地鶏「土佐ジロー」卵(嶋崎さん)の紹介・配布もありました。