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かぼちゃの「ぼ」 僕たち私たちの元気の源
―地元の野菜で健全な食習慣づくり  恵庭市学校給食センター

出演された恵庭小学校の栄養教諭、溝口一子先生

 2番目の「ぼ」ではじまるキーワードは「僕たち私たちの元気の源」。恵庭市立恵庭小学校の栄養教諭で管理栄養士の溝口一子先生に出演していただきました。溝口先生は、学校給食センターから食のメッセージを学校や家庭に発信し、指導されています。

食のたいせつさ伝える栄養教諭の活動

 溝口先生が栄養教諭として教壇に立ち、お箸の使い方を指導している様子がステージのモニターに紹介されます。まだ一般の人にはまだ馴染みのうすい「栄養教諭」の仕事について、ゲストの本多京子先生が解説します。溝口先生の授業を例に「手は第2の頭脳といわれ、お箸をうまく使えることは頭がよくなることにつながります」と、食指導の持っている多様な意味をアピールされました。

地元野菜をたっぷり! 130gも摂る学校給食

 この日、恵庭市給食センターでは、市民の皆さんに子どもたちが食べている学校給食を味わってもらおうと、300食を1食の1食の230円で試食していただきました。そのメニューは、夏野菜カレー、エビフライとせん切りキャベツ、牛乳、フルーツ。いま私たちの健康的な食生活のために「1日300gの野菜を」という基本目標がありますが、この給食1人分には、恵庭産野菜がかぼちゃ・にんじん・ピーマン・トマト・キャベツで90g、北海道産野菜がたまねぎ・なすで40gも使われています。もちろん、牛乳、米なども地元産です。

 夏野菜カレーは、なすとピーマンのきらいな子どもが多いので、好きなカレーに入れて苦労しなくても食べられるように、ジャガイモのかわりにかぼちゃを使って、たまねぎとともに野菜の甘味を楽しめるように、というねらいがあります。「地元産で野菜食グーンと充実」の給食です。

恵庭産・北海道産野菜たっぷりの給食メニュー

かぼちゃの甘味がおいしい「夏野菜カレー」

食習慣づくりには、地元農産物の魅力を伝えて

 「小中学生の時代は、正しい食習慣をつくるたいせつな時期。そのために、地元産の農産物を、ねらいをもって使うようにしています」と話す溝口先生。口にする食材のことを知って、食べる楽しみ食べる意欲を持ってもらうことが食育の出発点。そのためには、地元産の食材を素材に、農産物がどのようにして育てられているか理解し、親しむことが第一というわけです。

 国の食育推進基本計画では、各月19日を「食育の日」としています。恵庭市給食センターでは、上記のようなコンセプトで「食育の日」のメニューをつくり、子ども・家庭へアピールしています。今年4月のテーマは「北海道産の食材を知ろう」(道産小麦パン・かぼちゃグラタン、十勝産ごぼうサラダ)。5月のテーマは「春を感じる献立」。6月は「日本型の食事」。7月は「恵庭産野菜(キャベツ・ホウレンソウ・長ネギ・大根・水菜)の献立」。8月は「北海道から全国に広まった献立」。

 そして9月は、恵庭産えびすかぼちゃをテーマに、ホクホクおいしい「かぼちゃきんとん」をメニューに。「ねらい」は、地元食材の魅力と、育てる人の努力を伝えることです。各学校で先生たちに指導してもらうため作成する「食育の日 指導資料」には、恵庭産かぼちゃを育てる作業・育ち方を、写真とともに紹介します。

野菜を育てる人々、野菜が育つ姿を子どもたちに伝えたい

最高です。恵庭産かぼちゃ入り「夏野菜カレー」の試食

 そんな願いが込められた恵庭の学校給食を、この日市民の皆さんはどのように味わったでしょうか。宮川アナの問いかけに会場からたくさんの人の手が挙がりました。「夏野菜カレーはかぼちゃの甘味がおいしく、最高です」「230円だと安い!」と、「恵庭の味」を、給食への期待とともに楽しまれたようです。

好評だった学校給食の市民試食会

夏野菜カレー

 1人分(小学校3、4年生用)
  • 豚肉 20g
  • かぼちゃ(恵庭産) 30g
  • トマト(恵庭産) 10g
  • ピーマン(恵庭産) 5g
  • にんじん(恵庭産) 15g
  • たまねぎ(北海道産)40g
  • なす(北海道産) 15g
  • みじん切りにんにく 1g
  • アップルソース 5g
  • 脱脂粉乳 3g
  • 薄力粉 1.5g
  • カレールウ 5g
  • カレールウ(大豆入り) 5g
  • トマトケチャップ 2g
  • 中濃ソース 2g
  • コンソメ 0.5g
  • サラダ油 0.6g

<下準備(材料を切る)>
 豚肉:2×3cmスライス  
 かぼちゃ:一口大
 にんじん:乱切り
 なす・ピーマン:輪切り(厚さ0.5cm)
 たまねぎ:短冊切り
 トマト:さいの目切り
  1. 油を熱し、にんにく・たまねぎをよく炒めたら、にんじんを加え軽く炒める。
  2. 水を加え、かぼちゃを入れる。沸騰したらアクを取り、かぼちゃに八分目くらい火が通るまで煮る。
  3. なす・トマトを加えて煮る。
  4. 脱脂粉乳・小麦粉をふるい入れ、調味料とルウを入れて煮込む。
  5. ピーマンを加えて煮込み、仕上げる。