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かぼちゃの「や」 休み返上! がんばって育てました
―育てて、調べて、料理して、レシピとともに試食サービス 
松恵小学校

農園で収穫した野菜をもって元気に出演した松恵小学校5年生と今井雅宏先生

 「や」は、「休み返上! がんばって育てました」。松恵小学校の5、6年生15人は、前日の午後、夕方までがんばって、かぼちゃクッキー500枚を焼き上げ、 「食育のつどい」の会場で試食サービスしました。ステージには、5年生の子どもたちと、担任の今井雅宏先生が出演しました。

小学生がかぼちゃクッキーの試食サービス

 松恵小学校では、学年(児童10人くらい)ごとにたくさんの野菜やいも・豆などを栽培しています。5年生は手に手に、この日農園から収穫できた野菜をもってきて、一人ひとり、「とうもろこしです」「えだまめです」「小麦とじゃがいも」「トマトとミニトマト」「ピーマンとにんじん」「ズッキーニとなす」「かぼちゃ、えびすかぼちゃ」など紹介してくれました。珍しい「ヤーコン」や、北海道ならではの「ビート」(砂糖大根)もあります。

5、6年生がつくり会場で試食サービスしたかぼちゃクッキー


収穫祭の料理を企画して、栽培から楽しむ

 種類はじつに多彩です。というのも、子どもたちの農園では、秋の収穫祭で学年ごとに料理してみんなで楽しむ料理を考え、そのために必要な農産物を選び、栽培に取り組むからです。大きな目標が先にあるので、野菜の世話にも力がこもります。休み時間にはたくさんの子が農園にきて、水をやったり雑草を抜いたり。野菜のちょっとした変化や虫などを興味深く楽しんでいきます。休日でも農園には子供たちの姿が見られました。

 地元老人会などの人びとが苗をくれたり栽培指導をしてくれたり。農園活動は様々な人とのふれあいを子どもたちにもたらします。お世話になった人へお礼に収穫物を届けるというつながりも、楽しみの一つと子供たちは学びました。

松恵小学校の学校農園。地域の方の協力を得て、秋の収穫祭に向けて栽培

北海道文教大の学生の応援で、かぼちゃデザートづくり

 5年生が収穫祭に向けて考えた企画は、「かぼちゃデザート」。ちょうどビート(砂糖大根)の苗をもらって育てているので、その砂糖を使ってみようというアイディアです。

 かぼちゃのデザート・料理づくりに協力、指導してくれたのは、先に紹介した、北海道文教大学健康栄養学科の学生さんたちです。まず第1回料理教室として、かぼちゃデザート・料理4種(クッキー・ドーナツ・蒸しパン・かぼちゃの肉詰め)をつくりました。その中で、「食育のつどい」試食サービス用に選んだのが、つくりやすくて、1日たってもおいしさが保てる「かぼちゃクッキー」です。

「食育のつどい」前日にがんばったクッキーづくり。指導は北海道文教大の学生たち

恵庭らしいクッキーができました

 「かぼちゃクッキー」の恵庭らしさは、かぼちゃの量を多くしてその味が分かるようにしたこと、緑の皮を細かく刻んで混ぜ込みかぼちゃらしさを出したことです。衛生の注意のあと、「レシピの(1)(2)までは私たちでやってあります。(3)から(6)をやってもらいます!」でスタートし、「薄力粉を入れたら、ゴムべらでまぜま〜す。泡たて器はもう終わりー」など大学生の指揮に、子どもたちがいきいきと取組みました。

 ステージで試食したゲストの本多京子さんは「とても上手にできています」。「(ビート糖を使うアイディアについて)オリゴ糖が入っているので、お腹のためにいいですね」。恵庭の豊かさと子どもたちのメッセージが盛り込まれたクッキーを、前日がんばった6年生が、客席に配ってまわりました。
 「カリカリとたいへんおいしいです」「レシピをくださ〜い」と大評判でした。

パソコンでつくったレシピをプレゼント

 レシピのプリントは、5年生がパソコンを使ってつくりました。「自分たちで写真を取り込んでレイアウトし、文字にはグラデーションもかけて、きれいにできています」「ズッキーニがかぼちゃの仲間、ペポかぼちゃであることを覚えました」。レシピや小学校ブースに展示された、かぼちゃ学習のパネルに、宮川アナも感心です。

PCでレイアウトしたレシピとともにクッキーをサービスし、喜ばれた
(クリックすると大きい画像が見られます)

広がる「恵庭の食育の環」

 「食べるということは、みんなつながっているので、発想が豊かになって、生きる力になっていきます」「えびすかぼちゃは、地域の宝にな る食材です。この会場全体に、地域のみなさんが食と農のつながりをたいせつにし、もっともっとすばらしい町になっていくことが伝わってきます」。(本多さん)
 「子どもたちと、学生、栄養士さんと、生産者などみんながつながって、『食育の環』が広がっていきます」(宮川アナ)