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いいだ 食の文化祭―伝えたい我が家の料理展

■楽しく、おいしく、アイディア交流

「いいだ 食の文化祭」 料理の交流で1日にぎわった

 飯田市では農業女性グループなどが先進的に地域の食文化、郷土料理の掘り起こしと普及に取り組み、『飯田の風土料理読本』などとしてまとめています。このような成果が、次世代の食育のベースになっているのですが、それを担ってきた農業女性ネットワークいいだ、JA女性部、農村生活マイスター、食生活改善推進協議会、農業委員、地域の加工・料理・直売グループなどが集まって、飯田市農業・農村男女共同参画推進協議会を組織しています。

 協議会は、食をテーマにした活動として『いいだ食ごよみ』を発行し、「いいだ食の文化祭」(主催:飯田市農業課、3年目)の実行委員会を担当しています。この日、鼎文化センター3階の会場には、グループ・個人による料理・加工品がずらりと並びました。内訳は、ごはん15品、おかず40品、汁物1品、漬物9品、おやつ28品、加工品8品。試食できる料理も多く、そこは楽しい研究と交流の場となって1日中にぎわいました。

 たくさんの料理が話題になり、例えば、余ったリンゴの有効活用のために工夫したおやつ「りんごとさつまいものきんとん」。これは砂糖なしでおいしくできること、最後にパイナップル缶を入れることで色がきれいになることなど、試食した人が興味深く聞き、「リンゴとさつまいもってあうんだね」と感心していました。


■「お年取りの汁(お雑煮)」の試食、「おやき」づくり体験

お年取りの汁の試食 おやきづくり体験

 ステージ「あなたが主役 食育自慢」で紹介した飯田の大晦日料理「お年取りの汁」がこの会場でふるまわれました。写真は、さらに煮つめて味がまろやかになりおもちが入った、正月のお雑煮です。女性に正月をゆっくりと過ごしてもらう料理を、栽培復活が進む小野子人参の味とともに楽しみました。

 この地方の「おやき」は、県北部などで作られる、中にあんを入れて包むのと異なり、練った小麦粉に野菜などを混ぜ込んで焼くタイプ。この日、子どもたちなどが体験したおやきは、さつまいも、かぼちゃ、よもぎと金時豆、ごはん入りの4種類、どれもみそ味です。使った小麦粉は4.2kg、次々とおやきづくりを楽しみました。昔、ごはんが足りないとき、冷や飯をみそとともに小麦粉に混ぜ込んでつくった「ごはんおやき」がこの日いちばん人気でした。