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もうすぐお正月。食育のつどいのテーマは「御食国 若狭おばまのお正月」で、展示会場には、おせち料理づくりや試食、しめ縄づくりなど、新春を迎える企画コーナーがたくさん設けられました。また、高校生、大学生による小浜の食資源とその活用についての研究や技術、小中学校の食育活動の紹介など、小浜の食文化継承と食育を支える幅広い展示、体験ブースが設けられ、たくさんの来訪者が集い、活発な交流の一日を過ごしました。 若狭おばまのお正月 さまざまな体験と展示■おせち料理づくり〜キッズ・キッチンと男性料理教室 ―食育サポーター・グループマーメイド 「生涯食育」 ライフステージごとに料理教室
「食のまちづくり」をすすめる小浜市が取り組む「生涯食育」の料理教室は、未満児のベビー・キッチン、幼稚園・保育園児のキッズ・キッチン、小中学生のジュニア・キッチンや伝承料理教室、卒業前高校生には新生活応援隊、成人・高齢者には伝承料理や健康料理教室、男性料理教室、高齢者料理教室、若い親にはおやつ・離乳食教室、妊婦セミナーなどがあります。これらが、「食のまちづくり」の拠点施設「食文化館」のキッチンスタジオを中心に、幼稚園・保育園、学校、地区公民館などを会場に開かれています。 キッズ・キッチン 「家族3世代のおせちづくりが楽しみに」 この日は、キッズ・キッチンが午前に20人の定員で、午後に男性料理教室が15人の定員で開かれました。キッズ・キッチンは、ステージ「あなたが主役 食育自慢」でも紹介しました。この日のおせち料理は、お雑煮、紅白なます、こがねきんとん、煮しめ、黒豆、かまぼこ。小さな手で包丁を使い、自分だけでつくり上げました。お父さんたちはビデオカメラを手に取り巻き、わが子が真剣に楽しく取り組む姿を、頼もしく見つめました。 ■ふるさとのお正月料理の紹介、試食 ―すこやか会(小浜市食生活改善推進員連絡協議会)
小浜市の「食のまちづくり」を、現場で中心的に支えているすこやか会は、ステージ「食育自慢」でも紹介したように、多彩な郷土料理の掘り起こしと楽しみ交流を行なってきました。この日、ブースでは「ふるさと料理を作ってみよう」と、お正月料理5品を試食サービスし、レシピを配り、たくさんの人が持ち帰っていました。 柿なます、アジじゃこれんぼ、たたきごぼう、にしんの昆布巻き、黒豆ごはん。アジじゃこれんぼは、小アジを炒り、しょう油・砂糖・みりんで味つけする料理です。「れんぼ」は宮川地区に伝わるおせち料理で、炒ったごまめと大根・こんにゃくなどを煮しめるもの。
国富地区の農家が14年くらい前から、水田転作などで栽培したそばを打って、地区の人たちみんなで楽しんできました。この日会場では、会員の手ほどきで、1回10名ずつ、3回手打ちそばの体験を行いました。できたそばは、屋外テントの「ふるまい」コーナーで来場者に楽しんでもらいました。 ■しめ縄づくり体験―若狭シルバー人材センター
玄関用の立派なしめ縄から、神棚や車などに飾る小さいタテ型のしめ縄までできます。農家の人たちが、干して、打ってやわらかくしたわらを使い、子どもづれなどたくさんの人が、きれいな作品をつくり、お正月を迎える準備ができました。 ■アレルギーの子、高齢者にやさしいお正月料理
わかさWAKKAフォーラムは「ふるさと発 人にも自然にもやさしい食べものを」をテーマに出展。クリスマスやお正月は、美味しいケーキやごちそうが楽しみですが、アレルギーの子は、そのあと発熱・喘息など体調を崩すことが少なくありません。ブースでは、アレルギーの子も安心して食べられて美味しいおせち料理として、豆腐とかぼちゃの伊達巻、魚ミンチに薄い塩味のかまぼこ、鹿肉の無農薬人参など野菜ロール、天然酵母パンなどが展示、試食サービスされました。 青池調理師専門学校のブースでは、介護食レシピなどを展示紹介。嚥下障害のある方にもやさしい「いももちのお雑煮」、長寿県長野の風土食品寒天と地元産の完熟梅を使った「淡雪羹」を試食サービスし、たくさんの方が味わいました。 ■食育かるた会を楽しもう ―若狭東高校
正月といえば、かるた。生活科学科の生徒たちが、自分たちで絵も描いて「食育かるた」を作りました。内容は、さすが農業科のある高校らしく地元食材のことなど充実した作品です。これをもって「食文化館」のイベントや、出身保育園などへ保育実習に出かけて、かるた取りを楽しみながら、子たちに食べものの知識や、食習慣が身につく場をつくっています。最近では、市内の一人暮らしのお年寄りとの交流会で、懐かしいかるた会と大勢で囲んで食べる鍋物(矢田部ねぎと学校産白菜入り)をして、喜ばれています。 この日、取ったかるたの句の意味を問いかけしながら楽しみ、終わると学校で収穫し加工した「さつまいもクッキー」をプレゼントしました。 |