NHK健康フェア >> 袋井市 >> ふるさとの味>>小メロンのビール漬け





 

小メロンのビール漬け


小メロンとそのビール漬け(左)、醤油漬け(右)

袋井名産の温室メロン
左がメロン農家の岩井俊弘さん、右がビール漬けをつくってくださった村上幸子さん
「夏の夜はビール片手にビール漬け、これがホントのビール好き」とテツandトモさん。
「ウリ類はカリウムが多いので、漬け物やお吸い物、炒めものなどいろいろに使いたいですね」と本多京子先生。

小メロンって何?

 メロンの樹には次々と花が咲くのですが、1本の樹で、交配して実をならせるのは候補を2つか3つだけ。さらに約1週間後、卵大になったときに1個だけを残すのです。最高級温室メロン(アールスメロン)となるのは1本1個だけで、ほかの兄弟たちは摘果されてしまいます。 摘果されてしまうメロンが「小メロン」。以前は捨てられていたのですが、農家のお母さんたちが「もったいない」と考えて、漬物に利用するようになりました。

 漬物にすると、キュウリより水分が少なめで、漬け瓜に似たモチモチ感のある食感。さわやかな歯ごたえがあります。今では漬け物用にと10個入り100円くらいで、直売所で売られています。

アールスメロン生産者の岩井さんのメロンハウス。一本の樹に一果だけ残して大切に育てる

年36回の周年栽培

 アールスメロン生産者の岩井さんは、8棟の温室でそれぞれ年4.5回、合計36回、時期を10日ずつずらして作付け栽培しているそうです。このように手間隙かけてメロンを周年生産する袋井では、小メロンはいつでも手に入り、新鮮な浅漬けが楽しめる重宝な野菜なのです。

 日本一の品質を誇るアールスメロンは、交配・摘果技術とともに、果実にきれいなネットを出し、糖度を高めるために樹の勢いを最適に保つ肥料・水分管理や、ハウス内の温度・湿度管理など、細かな観察によるていねいな管理によって生産されています。

(1)ビール漬け
 ビールを飲み残したとき、これも「もったいないの心」で活かすのがこの漬け物。小メロンの頭と尻を少しカットし、縦四つに切って、塩・砂糖を振り、ビールを半分くらいの深さまで入れる。夜漬けると次の日の夕飯にはおいしく食べられる。

(2)醤油漬け
 上と同じように切って醤油とみりんで漬ける。同じく1日で食べられる。