NHK健康フェア >> 袋井市 >> 食育出展ブース





 
袋井市の食育・健康フェアでは、ステージのほか、「食育」と「健康づくり」を体験できる企画が盛りだくさんでした。

農文協ブース

小麦を挽いて小麦粉づくりに挑戦

 浅羽小麦で有名な袋井市の地域性にちなんで、小麦から小麦粉をつくる体験をしてもらいました。大人気コーナーとなり、常に行列が途切れないほどでした。

 屋外にはムギワラを使ったクラフトコーナーも初出展。3畳分という小さなスペースに大勢の子どもたちが集まって、ぎゅうぎゅう詰めになりながら、裂き折りやムギワラ細工に挑戦していました。

関東農政局静岡農政事務所ブース

静岡農政事務所と静岡県学校給食会のコーナー

「田に住む 田にくる生物」パネルと生きものの展示

カブトエビに子どもたちの目はくぎづけ

田んぼの生きものたちに注目

 来訪者は、パソコンを使った「クイズで学ぶ どこまでわかるか食生活の話」に挑戦。楽しく食生活について考えることができました。展示は全国お雑煮マップと各地のお雑煮例、「食事バランスガイド」パネルなど。

 展示の中で、ひときわ子ども連れの家族をひきつけていたのが、水槽の中を泳ぎまわる生きものたちです。パネル「静岡県の田の風景」「水の役割」「田に住む 田にくる生物」とともに、生きているカブトエビ・ホウネンエビ・ドジョウ・メダカ・タイリクタナゴ・サワガニ・イモリ、などが展示され、人気でした。

(財)静岡県学校給食会のブース

昭和26年の学校給食メニュー例

昭和51年の学校給食メニュー例

県産の小麦粉・ミカン・お茶を使った「みかんパン」「緑茶パン」の試食

なるほど 給食メニューの50余年史

 学校給食の年表パネルとともに、給食メニューの移り変わりを昭和26年、44年、51年、平成元年、16年のレプリカで展示してありました。昭和26年はコッペパンとマーガリン、鯨肉の竜田揚げと千切りキャベツ、スキムミルク、51年はごはん、カレーシチュー、福神漬け、ゆで卵、果物(ミカン)、牛乳、というように、その時代を経験した人には懐かしく、前後にはどんなものを食べていたかに興味がわく献立が並んでいます。

 平成16年には静岡県産のお米・大麦の麦ご飯、県産大豆のマーボ豆腐、県産桜えびのシューマイが献立に登場。ブースでは学校給食に提供している静岡県産ミカン、お茶、小麦粉を使った「みかんパン」「緑茶パン」の試食もありました。

 今、まさに地産地消に積極的に動いている学校給食の歴史を、なるほどと見直す展示でした。

国民健康保険中央会のブース

国保中央会の展示

「デジタル人間ドック」による診断と改善予測

 自分の体・健康データを用紙に記入し、コンピュータソフトで診断。また禁煙・節酒、運動量など生活改善でどこまで健康回復するかをシミュレーションできます。パネル展示は、塩分やコレステロールの多い食品例、繊維の多い食品例、運動と健康など。

袋井市教育委員会の「食育展示」ブース

学校を中心とした食育推進事業の展示

三川小学校の農・食体験活動

周知中学校の「食を楽しむ 食を学ぶ 食を考える」(左手前)と三川幼稚園の給食メニュー紹介(右奥)

食品に含まれる油の量を調べて展示

今井小学校のこどもたちがつくった「食育健康いろはかるた」

小中、幼稚園の食育を紹介

 市内でさかんに取り組まれている小中学校、幼稚園の食育の事例がいろいろ紹介されました。三川小学校では、1年生そば、2年生さつまいも、3年生小麦というように、各学年で「地域の先生」の協力によって栽培から加工・料理して食べるまでの体験学習を実施しています。その全学年の取り組みが写真を交えて紹介されました。

 周知中学では、健康によいクイックメニューコンテストの成果や、生活習慣の大事さを展示。三川幼稚園では、子どもに良い給食メニューを紹介して、レシピのプリントを配布。 来訪者は学校での食育の取組みから、子どもにとっての食の大切さを再認識されていました。

 「子どもの食習慣改善カード」(市教委発行)や「大好き 静岡 朝食クイックメニュー集」(静岡県教委・しずおか地産地消推進協議会発行)も配布され、大勢の方が持ち帰っておられました。

JA遠州中央、香りの丘 茶ピア による手もみ茶実演・体験コーナー

手もみ茶体験

名産を生み出す技を体験

 袋井は小笠山、三川など銘茶の産地。お茶を栽培する技術とともに、蒸しや揉撚など製茶の技術が名産を支えています。子どもたちは、製茶工程のひとこまの揉撚作業を、名人に手つきから教わりながら、心地良い香りとともに手づくりの楽しさを実感していました。

袋井市保健委員会ブース

知ってますか?食べ物・飲み物の糖分

 チョコレート1個に砂糖25.4g、カップ麺一杯に脂質19.5g、ビール大びん1本に砂糖20g、などなど、おやつや飲みものでいつのまにかたくさんとっていることを、改めて認識する展示がありました。

デンマーク牧場 「酪農教育ファーム」ブース

羊とふれあい

ほんものの羊とのふれあいを

 青少年自立支援ホーム、デンマーク牧場では、寮生たちが学びながら家畜を飼い、牛乳・ヨーグルト・アイスクリーム・卵などを生産しています。同時に「酪農教育ファーム」として小学校などの体験学習も受け入れています。今日は、牧場から羊がやってきて、子どもたちをお迎えしました。食べるということは生命をいただくこと。そこまで感じながら「食」と向きあってほしい。「酪農教育ファーム」の目的や体験活動についてもパネルなどで紹介しました。

地場産の食材を使った加工品販売コーナー

袋井市健康づくり食生活推進協議会の手づくりクッキー(お茶・おから入り)

デンマーク牧場の地場産小麦粉ドーナツ

JA遠州中央袋井女性部の手づくり味噌のしそ巻き

 今、袋井市の各地で、かつて裏作としてつくられていた小麦(浅羽小麦・袋井小麦)やそばの生産が復活し、地粉のうどんやクッキーやドーナツづくりの楽しみが広がっています。また、JA遠州中央袋井女性部を中心に自家産の米・大豆を使った味噌づくりも盛ん。各学校では地元で農産加工に取り組んでいる「地域の先生」の協力で、米・小麦・大豆・そば栽培と加工の体験学習が行なわれています。 会場ではそういった地元の素材を使った加工品の直売もたくさん行なわれました。