きらめく波間にシルエットで浮かぶ島影が、間もなく、陽光をいっぱい浴びた緑と白浜の明るい姿に変わります。これほど、短時間の移動で景観が多彩に変化し、次々期待がふくらむところがあるでしょうか。まさに多島海の楽しみです。それは風景だけではなく、長い海岸線の浦々と、山間の棚田の村々にあふれる自然の恵み、そこに息づく人びとの暮らしの魅力です。
天草地域の玄関口、大小の島々からなる上天草市は、平成16年3月に、大矢野町、松島町、姫戸町、龍ヶ岳町が合併して誕生しました。その一周年記念として食育・健康フェアが開催され、台風14号九州通過の直後でしたが、元気な自然のもと、元気な人びとがたくさん集まって交流しました。

上天草市の食卓で見つけた
食生活指針のキーワード
野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせて。
食文化や地域の産物を活かし、ときには新しい料理も。
食事を楽しみましょう。


  • ハモのつみれ汁
  • コノシロのぶえん寿司
  • タコとオクラの好み焼き(なかのまんまる焼き)
    タコとあおさのりをたっぷり使って…
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    テツandトモさんと地元出演者のみなさん

     上天草市には、海と浜辺と田畑と山―これらがセットになった豊かな自然=「里海」があります。その恩恵をいっぱい受けながら、人びとは地域の食を育んできました。高級魚ハモを日常食「つみれ汁」で楽しむ「里海ならではぜいたく」、ふんだんにある海の幸コノシロと数々の山の幸をドッキングした「ぶえん寿司」。学校を中心に家庭・地域のつながった食育活動など、元気な自然と新鮮な食材、それを活かし次代に伝えるエネルギーで満ちています。

    取材・文責:農文協
    記録撮影:倉持正実


    会場のようす。食事バランスガイド折り紙コーナーなど
    食と健康に関するお医者さんやタレントさんのお話など
     
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