NHK健康フェア >> 上天草市 >> 食育出展ブース





 
フロアでも「食育」と「健康づくり」を体験できるコーナーが盛りだくさんでした。

農文協ブース

食事バランスガイド折り紙・初登場!

 農文協コーナーでは、来場者に、食事バランスガイドの折り紙に挑戦してもらいました。食事バランスガイドは、1日に何をどれだけ食べたらよいかを示したもの。完成すると逆三角形のコマの形が出来上がります。見本を見ながら子どもから大人までがわいわいがやがやと挑戦。ヒントなしできた人には食育バッチをプレゼントしました。

今日の昼と夜は、あと、何をどれだけ食べたらいいかな?

 完成した食事バランスガイドのコマをひっくり返すと、いろいろな料理が描かれています。それが大人が1日に必要とするバランスの良い食事の一例。黄色の欄に主食、緑の欄に副菜、ピンクの欄に主菜、紫の欄に牛乳・乳製品、青の欄に果物がいくつか描かれています。今日の朝は何を食べた?」「パンと卵と牛乳と昨日の晩の残りのかぼちゃ」「じゃあ(指で押さえて)これとこれはもう食べたってことだね。あとは、昼と夜で、ご飯ものをこれだけ、お野菜はこれだけ食べてね」

武田健さんの堆肥が大人気

 農文協から単行本『新しい土壌診断と施肥設計』などを出されている循環型農
業研究家で「食と農の応援団」団員の武田健さんが、農文協ブースに来てくださ
いました。

 武田健さんはコンサルタントとして、地元のJAあまくさの堆肥づくり事業に
関わり、さらには管内農家の堆肥を使った土づくり・施肥改善を指導されていま
す。会場でも、水槽に牛糞堆肥と生ゴミを入れ、微生物の働きで生ゴミが土に返
っていくというようすを展示してくださいました。

 さらに数量限定で、来場者へ武田健さんの指導された堆肥の小袋もプレゼント。
これはもうたいへんな人気であっというまになくなってしまいました。

 写真の鶴元正徳さんは、成果を上げているJA組合員のひとりで、おしいしく・健康的なキュウリ・タマネギを生産し、ステージに出演した上小学校の給食に供給しています。

武田健(奥左)さんが栽培指導・協力している市内の生産者、鶴元正徳さん(右)のキュウリハウス

九州農政局ブース

ゲームで九州農業を知る

米粉パンが手軽につくれる米粉ミックスの紹介

米粉パンの試食

九州の農業をゲーム・クイズで

 九州農政局の子ども向けホームページ「九州農業大冒険」には、牧場ゲームや、野菜の花の名前あてクイズなどで、農業に親しんでもらうページがあります。今回、会場内のパソコンでアクセスできるようにしてあり、来場した子どもたちが次々と農業ゲームに興じていました。

 「お米の加工食品」PRのテーブルでは、米粉パンの特徴の解説とともに、ベーカリー用の米粉ミックスと、家庭で電子レンジで手軽にできる米粉ミックスのパンが紹介され、試食した人からは、「電子レンジ用のほうが、もちっぽい食感」など、いろいろな感想が寄せられていました。

 壁の展示は、「食生活指針」「食事バランスガイド」、農水省が行なう食育事業の紹介、および全国のお雑煮マップなど。とくに人びとの足をとめたのは、「今日の献立の自給率は?」と問いかけるパネルと実物展示。ご飯を中心に地域の食材を活かした食事が、自給率が高いと同時に、脂質熱量割合が低くて健康的、ということが納得できる内容でした。

上天草市食生活改善推進員協議会のブース

食べものを4つの色でグループ分け

野菜350gをあてる

華やかな衣装で活躍してくださったメンバーのみなさん

食べものの4色分類、野菜350gの重さあて

 白・緑・赤・黄のウェアを着た、華やかな推進員さんたちに呼び込まれて、いろいろな食べものをその役割別に4つの色のお皿に分けるテストに挑戦です。食育活動が盛んな上天草市の小学生は正解率が非常に高いとのこと。点数の低い大人には、緑が足りないと体がこうなりますと丁寧に指導。レシピ集も渡されていました。

 次に、1日に食べたい野菜350gを手の勘であてるクイズ。自信なさそうに秤にかけてピッタリあった若者からは、「ヤッタア」と喚声が上がりました。これだけ食べていますか?の問いかけに、自分の食生活を具体的に振りかえる機会になりました。

上天草市立上小学校のブース

野菜の葉っぱあてクイズ

5年生のメニュー選びアドバイザーが診断・助言します

ブースで1日がんばった上小学校の5年生

野菜の葉っぱあてクイズ&メニュー選びアドバイザー

 ステージイベントの「あなたが主役 ふるさとの味」でも紹介され、食育の取組みを先進的に進めている上小学校のブース。来た人はまず、ナス・ニガウリ・オクラ・ピーマン・インゲンの実と葉っぱを正確に組み合わせるクイズに挑戦です。難しくするために、葉っぱの中にはシソも紛れ込ませてあります。小学生の「上小で育てた野菜です」の紹介に、「外れたら恥だよね」と緊張気味に並べるお母さんたち。当たって拍手されて、ホッとしていました。

 時間交代で、5年生の「メニュー選びアドバイザー」が白衣を着て登場。4年生のとき学級活動で学習した「メニュー選びアドバイザーになろう」の成果をもって、指導します。レストランで選ぶ好きな食べものを書いてもらい、「赤が二つでは多すぎます、どちらかを緑に」などの診断とアドバイスするというもの。受診した人には、「おしゃもじクラブ」(「あなたが主役ふるさとの味」コーナー参照)のお母さんたちが開発したレシピ集を渡すなど、親子連携もバッチリでした。

国民健康保険中央会のブース

「デジタル人間ドック」による診断と改善予測

 自分の体・健康データを用紙に記入し、コンピュータソフトで診断、また禁煙・節酒、運動量など生活改善でどこまで健康回復するかをシミュレーションします。パネル展示は塩分やコレステロールの多い食品例、繊維の多い食品例、運動と健康、など。

医師会、健康づくり関係団体などのブース

血圧・体脂肪などの測定

フィジオンによる体組成の測定

身体測定から医療相談まで

 保健師による健康相談コーナーでは、血圧や体重・体脂肪等の測定が行なわれました。カードに記入してもらったうえで、気になる人は医師会の相談所などに行ってアドバイスを受けるというフロア設計です。県立総合体育館はまだ珍しい最新の測定装置フィジオンを持ち込んで体組成測定のデモを行ない、行列ができていました。

 地元の医師会・歯科医師会・薬剤師会も来場者の健康相談にのってくださいました。また、天草郡市医師会では、生活習慣病予防や更年期の心とからだのヘルスケア、天草郡市薬剤師会ではサプリメント利用の注意点や薬物乱用への警告などに重点をおいた展示・アピールを行ないました。

上天草市活性化グループ協議会による農産物加工品販売会

販売会に並んだタコ料理

手づくりお弁当、数々の加工品が勢ぞろい

 市内には、女性たちが元気に活動する活性化グループがたくさんあります。会場の玄関近くには、各グループの自慢の手づくり品がずらりと並びました。漁協女性部からは地魚のすり身てんぷら・海鮮混ぜご飯・タコのやわらか煮などの海の幸、大矢野酪農女性部からは絞りたて牛乳・いもと牛乳のかりんとう、松島幸せグループからはタイの「ぶえん寿司」、おまんじゅうや団子、などなど、海の幸と山の幸(田畑の幸)がドッキングした「里海の恵み」がいっぱい集まりました。

 ここでお昼を求めて、フェアを1日楽しむ人びとがたくさんいました。

上天草市漁協の海の幸販売

漁協の出品 ワタリガニやエビ

 里海の恵みを届ける漁協は、タイ、伊勢エビ、ワタリガニ(ガザミ・アオガニ)、セイゴ、ガラカブ(オコゼ)など活きのいい魚やタコ、生アオサなどを展示販売。また、ステージでハモのつみれ汁が紹介された「黄金のはも部会」は、漁師さんたち自慢の料理、ハモの湯引きを販売して、人気を呼んでいました。