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ツクネイモのじょうよ蒸し


じょうよ蒸しはとてもきれいな一品。もっちりした食感が楽しい。

寒川(さんがわ)婦人会会長の河村サダ子さんと、すりおろしの実演をする寒川小学校6年生の4人

収穫前のツクネイモ畑


ここだからできる、ぜいたくな郷土料理体験

 四国中央市の寒川(さんがわ)婦人会は地域産物を使った郷土料理を子どもたちに伝えていこうと、寒川小学校6年生に「サトイモ寿司」や「ツクネイモのじょうよ蒸し」のつくり方を教える料理教室を開いています。2つの料理どちらにも、芋と、寒川漁協で水揚げされるエビジャコが入っており、おいしさを引き立てあっています。

 このツクネイモも「やまじ風」に強い芋。お菓子のカルカンやお好み焼き、京都などの料亭料理に使われる高価な芋で、四国中央市で収穫されたイモが奈良県で粉に加工されて流通しています。

 そんな芋を使った「高級料理」に小学生が挑戦。上にかかったとろみと、下のもっちりしたツクネイモの食感を味わい、芋の白さとエビジャコの赤、ギンナン・ミツバの色合いが美しいぜいたく料理を楽しみます。

じょうよ蒸しの材料

黒いツクネイモが、むくと真っ白に


黒くて固い芋が変身、料理の醍醐味

 子どもたちは初め、黒くて無骨なツクネイモを見て「これでつくるの?」とビックリしていたそうです。しかし、やってみると「皮むきはネバネバして面白い」とだんだん楽しく。できた料理には「芋なのに、おもちのようにモチモチしておいしい」と、芋の変身ぶりに大喜び。子どもから「小さい子からお年寄りまで皆んなが食べられる」とのコメントも出るほどでした。

 はじめ、「これどうみても石なのに、ネバネバするのは何でだろう?」といっていたテツandトモさんも、料理を眺め味わい「すごいきれい。ぜいたくすぎる。ジャコエビの甘味が出てる」。本多京子先生も「京都の料亭の味がしますね。だけど、そういうお店でも、使う量がもっと少ないです」と、ツクネイモをぜいたくに使った味わいを絶賛しておられました。

 4人分

  • ささみ 150g
  • エビジャコ 4尾
    A(薄口しょうゆ 小さじ1、酒 小さじ1)
  • ツクネイモ(大和いも) 300g
    B(卵白 1個分、塩 小さじ1/2、みりん 大さじ1)
  • しいたけ 2個
  • むきギンナン 12個
  • 三つ葉 1/2束
  • 削りかつお 5g
    C(だし汁 2カップ、酒 小さじ2、薄口しょうゆ 小さじ1、塩 小さじ1/2)
    D(片栗粉 大さじ1、水 小さじ2)
    1. ささみはひとくち大に切り、エビジャコは背わたと殻をとり背から2枚にそぎ切りにして、Aで下味をつけておく。
    2. しいたけは石づきをとって、食べやすい大きさに切る。
    3. ツクネイモは、持つ部分を残して皮をむいて、すり鉢でおろし、B(卵白は溶いて)を加えて、さらにすりこ木でよくする。これに、ささみ、エビジャコ、しいたけ、ギンナンを混ぜ合わせる。
    4. 器に1人分ずつ入れ、よく蒸気の立った蒸し器で12〜3分蒸す。
    5. 削りかつおでだし汁をとる。Cを煮立て、三つ葉も加え、Dの水溶き片栗粉でとろみをつけて、4.にかけて、できあがり。