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生のりの酢の物

東京湾の恵みを いつまでも

遠浅の三番瀬

船橋漁港の漁船

三番瀬フェスタみなとまつり

あさりのおにぎりと漁師汁

 船橋漁港のある三番瀬は2000m行って1m下がるという遠浅の海。浅場は水生植物が生え、酸素も豊富で日光もさし、あさりなどの海底小動物とともに稚魚が育つところです。あさりが煙のように無数の浮遊卵を生むと、ごく一部は着地して成長しますが、多くは稚魚のエサになります。このような食物連鎖が繰り返される海の幸の宝庫。多くの魚の幼魚を養っています。また、近くで獲れるスズキやサバなど魚の味・色は天下一品です。魚貝・海草の豊富なことが、海水の浄化にも役立っています。

 10月には「三番瀬に豊かな自然をとりもどそう」を合言葉に、船橋漁港脇の親水公園で、「三番瀬フェスタ みなとまつり」が行なわれます。あさり漁場など東京湾の見学、磯の観察、はぜ釣り、周辺史跡見学、漁師の魚貝料理をたくさんの人びとが楽しむイベントです。漁業関係者と市民の交流・連携して海の環境と恵みを保全していく活動が続けられています。

絶品 一番のりを楽しむ

大野さん夫妻とテツandトモさん、平野レミさん。酢の物大好きというテツさんは「生のりの磯の香りと食感ははじめて。おいしい!」と感激

薄くてとろけるような一番のり

 まずは漁師の大野一敏さん・秀子さん夫妻(船橋漁協所属・太平丸)が登場。最初に紹介してくださったのは生のりの酢の物です。

 9月にタネつけされた「のり」は、気温・水温の低下とともに成長し、11月下旬に一番づみを迎えます。この一番づみの若いのりは葉が薄くて、口に入れるととろけるようでとくにおいしいのです。保存が効かないので、新鮮なところをごく薄い三杯酢の味付けだけでつくる酢のもの、酒としょうゆだけでことこと煮る佃煮は、ここでしか食べられない味と香り。
 冬の旬には船橋駅近くに露店が出ます。

 生のりを水で洗って、ふきんでしぼって、食べやすい大きさに切り、三杯酢(酢に砂糖、しょうゆ、酒を少々)をかけていただく。