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茶巾絞り・和風モンブラン


育てたサツマイモでつくった和風モンブラン(左)と茶巾絞り。
名づけて「坪井のもみじ狩り」セット


育てたサツマイモを使って、地域の秋を表現

文化祭では好みの湯飲みを持参し、お茶と和菓子を味わった(提供:坪井中学校)

 坪井中学校は、精力的に学校給食活動、食育活動をすすめており、その一環として地域の伝統作物サツマイモを全校生徒が1株ずつ栽培しています。

 また、秋の文化祭には地域の人に学ぶ交流教室が開かれますが、そのひとつの「食育」コーナーで、今年は地元の菓匠「白妙」の高橋弘光さんを講師に招き、育てたサツマイモで和菓子をつくりました。生徒たちは和菓子の歴史や種類、和菓子と洋菓子の違い、千葉の和菓子などの調べ学習を重ねて、当日にのぞみました。

 高橋さんは、菓子には地域の自然・風物や日本の詩情をうつし込むといいます。今回はサツマイモを使った中学生向きのレシピを研究し、学校名にちなんだ「坪井のもみじ狩り」2品となりました。生徒たちは、高橋さんとともに、おいしくつくることに加えて、サツマイモを生かして秋を歌う色や形の表現にチャレンジ。とくに柿の赤味がかった色を出すのには苦労したとのことです。

手の中に技で、愛情いっぱいのお菓子

奥田名人がテツさんに茶巾しぼりを手ほどき

 ステージには船橋市立坪井中学校、栄養職員の細谷裕子さんと、生徒4人が登場。茶巾しぼりの名手になった奥田君がその技を披露してくれました。「絹の布だと線がきれいに出ます・・・先をしぼって押すときの、押し加減が決め手です」。続いて、テツさんが手ほどきを受けて挑戦し、「奥田先輩にはかないません〜」。

 「和菓子は手の中でひとつひとつ形を加えてつくるものだから、その人その人の味が出るんですね」とテツさん。トモさんは「プロの職人から伝統を受け継いで、皆がつくったんだ。すごくおいしい」。平野レミさんは「土に苗を植えて育てて、サツマイモを収穫して、料理して、その全部に心が入っています。愛情いっぱいで涙がでてくるほどおいしい。船橋はあったかいですね」

「食の自己管理能力」の形成を目ざして

 坪井中学校の橋本百代校長は、学校給食指導や食育のねらいを、生徒の健康的な食習慣と「食の自己管理能力」の育成と考えています。

 昼食ルームの隣には、「ルーム食&8020」の部屋があり、朝食の大事さをアピールするパネルや朝食チェックのボード、歯の健康に関する模型やパネルなどが展示されています。食事を終えた生徒が立ち寄っていきますし、この時間には、栄養職員と保健の先生も待機していて、交流・指導を行なっています。給食は、ご飯中心の和食、パン・麺中心の食事、弁当持参の三つかから選ぶセレクト給食を実施。給食は一食350円。

 45〜50個分

  • サツマイモ 3kg
  • 生クリーム 400cc
  • 牛乳 200〜500cc
  • 甜菜糖 裏ごしした芋の重さの16%
    1. サツマイモを洗い、皮ごとアルミホイルに包んで、200℃のオーブンで焼く。
    2. 皮を除いて、裏ごしする(またはつぶす)。
    3. 甜菜糖を加えてよく混ぜる。
    4. 生クリーム、牛乳を加えてよく混ぜる(掘りたての芋で水分の多い場合は牛乳は少なめに)。
    5. A 茶巾しぼり:秋の風物詩である柿をイメージ
       4.を色素で柿色に色づけし、絹の布でテルテル坊主のようにしぼり、先を押して形をととのえる。甘露煮の栗を切って柿のへたのように載せる。
      B 和風モンブラン:紅葉の季節を表現
       4.を絞り袋に入れて絞り、形をととのえる。切ったようかんを紅葉のようにあしらう。