NHK健康フェア >> 船橋市 >> ふるさとの味 >> にんじんジャムサンド・小松菜蒸しケーキ





 

にんじんジャムサンド
小松菜蒸しケーキ


にんじんジャムサンド

小松菜蒸しケーキ

現代版「市民・都民のお菜畑」地元野菜を使って、野菜嫌いをなくす

市内でたくさんつくられているにんじん、小松菜の収穫

船橋市食生活サポーターの小鹿美幸さんと林さん親子

 船橋市を代表する野菜がにんじんと小松菜。千葉県の農業算出額は全国2位、その千葉県の中でも東京に近い船橋市は9位という上位にあります。ほうれん草・にんじん・トマト・大根・ねぎ・小松菜などの野菜が多く、まさに現代版「市民・都民のお菜畑」。にんじんは、生産量が7670トンで、市内消費量が2000トン弱、60万都市船橋はにんじん供給圏です。

 これらをもっと子どもたちに食べさせ健康的な食習慣を身につけよう―そんな活動が市の食生活サポーターによってすすめられ、野菜嫌いをなくす新しい料理が開発されています。今回のステージでは、船橋市食生活サポーターの小鹿美幸さんと、食生活サポーターが指導するにこにこクッキングに参加した林典子さんと2人の子どもさんが登場。にんじんジャムサンド、小松菜蒸しケーキを紹介してくれました。

ゴクン⇒モグモグ⇒カミカミをにんじんで覚える

にんじんペーストの離乳食

 にんじんジャムは、砂糖は少しなのにすごく甘く、「これがにんじん?」とみんな驚くほど。子どもたちにも人気があり、自然に野菜のおいしさ味を覚えてしまいます。「本当にやさしい味のジャムですね」と平野レミさんも感心。

 にんじんペーストの離乳食は、砂糖なし。にんじんのやさしい甘さだけ。赤ちゃんに、まずこれでスプーンからゴクンと飲み込むことを覚えさせるのが狙いです。次いで、舌を上下に動かしてモグモグを覚える段階では、にんじんをやわらかく煮てつぶし半分くらい形が残ったものを与えます。その次、歯ぐきによるカミカミに発達するときには、にんじんの細切りしたものをかませるのです。

 このように、にんじんは食べる基本を覚えるのにピッタリ。これがサポーターさんたちのねらいです。

 パパになったテツさんにも、ぜひどうぞと、小鹿さんたちからにんじんペーストのプレゼント。テツさんは「にんじんの甘味だけでおいしい! こどもにはあげず僕が食べます」と大喜び。トモさんには生のにんじんが贈られました。

にんじんジャムサンド

 幼児10人分

  • 食パン(12枚切り) 10枚
  • にんじん 150g(中1本)
  • 砂糖 大さじ4弱
  • レモン汁 小さじ1強
  • 水 50cc
    1. にんじんを厚めの輪切りにしてゆでる。
    2. 1のあら熱がとれてたら、ゆで汁といっしょにミキサーにかける。
    3. 鍋に2と砂糖を加えて煮詰め、最後にレモン汁を加える。
    4. 3を食パンにぬり、もう1枚を重ねて、食べやすい形に切る。

    にんじんペーストの離乳食

    にんじんを輪切りにしてゆでて、ミキサーかフードプロセッサーにかける。味つけはしない。



    小松菜をかんたん料理で食べやすく

    小松菜の蒸しケーキ

     小松菜はカルシウムが多く、もっと摂りたい緑色野菜の1つ。ところが、ふつうに料理したのでは、細かくきざんでも、小さな子は噛んでいるうちに筋っぽいので出してしまうことも多いそうです。そこで、小松菜をミキサーにかけてペースト状にして、子どもが好きなケーキに入れるというアイディア。時間もかからず、失敗しにくい、子どもたちといっしょに簡単にできる蒸しケーキにしました。

     10個分

    A:
  • 小松菜(ざく切り) 100g
  • 卵 2個
  • サラダ油 大さじ3
  • ヨーグルト 50cc
  • 砂糖 50g
  • レモン汁 小さじ1/2
    B:
  • 小麦粉 140g
  • ベーキングパウダー 大さじ1
  • レーズン 30g
    1. Aをまとめてミキサーにかける。
    2. Bをあわせてふるっておく。
    3. 1.に2.を入れ、ざっくりと混ぜ合わせる。
    4. うすく油をぬった型に3.を流し込み、水で戻したレーズンを振り入れる。
    5. 蒸し器で約15分蒸す(電子レンジでは約5分)。

    子どもたちのうれしい変化

     子どもの食が細いのを心配して「にこにこクッキング」に参加したという林さんは、それをきっかけに「料理の手伝いをしてくれるようになりました。3つの食品群について教わりプリントももらいましたが、子どもから、今日の夕飯、緑はほうれん草のおひたしにしてねとリクエストが出るようになりました」とうれしい成長ぶりを報告。子どもからは「にんじん 好き」「小松菜ケーキはまっ茶みたいでおいしかった」との感想。平野レミさんも「にんじんは体にいいから食べなさいと押し付けるのはダメ。少し食べたらほめながら」と自らの経験を語ってくれました。

    食生活サポーターの活動が盛ん

    食生活サポーターが指導するにこにこクッキング教室(提供:船橋市健康増進課)

     船橋市は食生活サポーターを設け、幅広い世代にわたる食習慣づくり、栄養改善、食育の活動を、地産地消の推進とあわせて進めています。離乳食や幼児食の進め方(子育てサロン)、高齢者の料理教室・談話室、うす味を体験する教室、など、さまざまな活動がありますが、そのひとつが「にこにこクッキング教室」。食育で次の5つの力を身につけようと呼びかけています。
    1.食べものをえらぶ力、2.味がわかる力(おいしい味、旬の野菜)、3.料理する力、4.食べものの命を感じる力、5.元気な体のわかる力。