NHK健康フェア >> 船橋市 >> 食育出展ブース





 

フロアには、食事バランスガイドのコマの大きなバルーンが上がった

ふなばし健やかプラン21ブース

ふなばし健やかプラン21 の市民運動推進会議のブース

「みんな」で「生活の質」の向上を目ざす健康づくり

 船橋市は平成17年3月、市民とともに健康づくりをすすめる「ふなばし健やかプラン21」を策定しました。国による「健康日本21」「健やか親子21」の趣旨を踏まえ、船橋市総合計画のなかの各種施策に健康視点を有機的・横断的に取り入れたものです。

 キャッチフレーズは「声かけあってまちづくり」。このプランの最大のねらいは、「ひとり」の健康づくりから 、「みんな」に自然に健康づくりを広げていくことなのです。設立趣意書には次のように述べられています。

 ―これまでの疾病対策中心であった検診による早期発見、早期治療にとどまることなく、最終的な目標をQOL(生活の質)の向上とし、本人のみならず家族、行政、団体、さらに地域住民を巻き込み、健康関連部門だけでなく、あらゆる部門が連携して環境づくりから取り組むヘルスプロモーションの理念に基づき、地域全体で“支えあい”“助けあって”健康づくりに取り組むことが大切であると提唱している―

 今回のNHK食育・健康フェアの舞台となったのは「ふなばし健康まつり」です。「ふなばし健やかプラン21」の始まった初年とあって、多くの団体、行政部門が集い、意欲的な展示・実演・交流が行なわれました。

農文協ブース

大豆できな粉づくり

 フライパンでじっくり炒った大豆を使って、石臼できな粉をつくりました。石臼のまわりに多くの子供たちが列をつくって順番待ち。「きな粉って大豆で出来ているんだね!」と子供たちも関心を寄せていました。

裂き織り体験とクリスマスリースづくり

 農文協クラフト部では、恒例の裂き織りのほか、緑色に染めたムギワラを使って、時期にぴったりの「クリスマスリース」のつくり方を、来場者の方にご紹介。緑に染めたものと、素のままのクリーム色のムギワラを組み合わせ、リースの形に編んでから、マツボックリや落花生を飾りにつけて出来上がり!手づくりのクリスマスリースをおみやげに持ち帰っていただきました。

食事バランスガイド折り紙 大人気

 うまく折り上げると食事バランスガイドのコマの形が出来る折り紙コーナーは大人も子どもも入り混じって大人気。中には折り方のヒントなしで仕上げられる人も。最後までつくり上げられた方には「食事バランスガイドバッチ」をプレゼントしました。

関東農政局千葉農政事務所のブース

もみすり・精米体験から、お米の利用と文化まで

千葉農政事務所のブースもみすり・精米体験

 コーナー入り口の床に「白米しか知らない貴方へ」との看板が。1kgのもみが、もみがらと玄米に、さらに玄米が白米とぬかになる工程が展示されました。

 また、もみすり・精米体験コーナーが設けられ、アルミ製の手回しもみすり機と、米の検査用に使われた小型電動精米機で、子どもたちも、大人も、珍しい体験をさせてもらっていました。

 千葉農政事務所では県内小学5年生の稲作体験学習の締めくくりに、この機械を持って、今年は80ヵ所をまわったそうです。

お米の利用と文化

お米と加工品のいろいろ

 お米のサンプル・お米加工品コーナーも設けられ、現代の品種と古代米のいろいろ、ひじきご飯・ドライカレー・食酢・米油・五穀米・お米コーヒー・お米ラーメン・米ぬか石鹸などなど多彩な米加工品が展示されました。全国お雑煮のいろいろの展示もあり、あわせて米の食品としての実力、米文化の大切さを知ってもらおうというねらいです。

 壁にはさまざまなパネルの展示。「あなたの食生活について考えてみましょう」というタイトルのもと、「あなたの食生活はだいじょうぶ?食生活指針でチェックしてみましょう」「食事バランスガイド」、「各国のフードガイド」「日本の食料自給率は?」のパネルがかかげられました。職員の方が熱心に食事バランスガイドと食生活指針のアンケートを呼びかけ、解説されていました。

千葉伝統郷土料理研究会のブース

四季を表現した太巻き寿司

おいしく楽しく伝統が伝わる

千葉県伝統郷土料理研究会の龍崎英子会長と皆さん

房総の伝統料理、太巻き寿司の実演・体験

 この日会場を飾った作品は、四季の自然・風物を表現した太巻き寿司。

 春:寿の文字、桃花、ちょう、満開の桜など、
 夏:アジサイ、アヤメ、ヒマワリ、カニ、四海巻きなど、
 秋:赤トンボ、菊1本、バラの花、祝の文字など、
 冬:雪だるま、山茶花、松、パンダなど、

 また、アンパンマンやネコ、車などを表現した子どもの作品も展示されました。こんなにきれいで、楽しい寿司ができるの!と思わされる作品ばかり。来場者は熱心に実演を見ており、試食する人も集って大賑わいでした。

 研究会の会員は100人余り。20人ほどが講師となって、学校や幼稚園などへ出かけて太巻き寿司のつくり方を教え、喜ばれています。米とのりという日本の代表的食材を使う料理であるため、国際交流の機会も多いとのことです 。

ちば男女共同参画社会づくり連絡協議会のブース

船橋のなつかしい郷土料理で交流

男女共同参画社会づくり連絡協議会のブース

船橋の懐かしい郷土料理

あさりのむき身入りおから炒り

ぼたもち

 男女共同参画社会づくり連絡協議会は、「食」を、女性主体に変えていける重要な活動場面と位置づけています。会場でも食をテーマに展示を行なっていました。まず、船橋のなつかしい郷土料理。「てんもんどう」という砂糖菓子(なす、レンコン、大根、ごぼう、ユズ)、コンニャクの田楽、あさりのむき身入りおから炒り、ぼたもち、海草あおさのスナックなどが展示されました。

 そして、「地産地消」「旬の野菜をたくさん食べよう」をテーマにした、じゃこ入り大根菜めし、小松菜のナムル、肉みそおでん、にんじんクッキーなどの試食。レシピも配布されました。

 また、川幡氏作詞の「おさかなづくしの手まり歌」も流されました。「とんとん隣の さかなやさん おさかなづくしのお正月 あけて元旦 おめでたい・・・」 これは旧船橋町史に掲載されていたもので、21種類の魚が歌い込まれています。これに近年、作曲家高岡良樹氏が曲をつけたものが紹介されました。

 伝統の味、地元にある食材のよさの再発見など、来場者と会員の交流で、にぎやかなブースとなりました。

船橋市健康増進課・船橋市食生活サポーター協議会のブース

子どもが喜ぶにんじん、小松菜の料理

にんじんジャムクラッカーをどうぞ

 食生活サポーターの活動は船橋市健康増進課が推進しています。「あなたが主役ふるさとの味」コーナーで紹介された「にんじんジャムサンド」や「小松菜蒸しケーキ」のような、地域にある健康素材の活用法を普及するのも活動の1つです。

 サポーターさんたちは、来場者ににんじんジャムクラッカーを試食してもらいながら、「船橋市のにんじんですよ」「小松菜ケーキも色がきれいで簡単にできます」とアピール。若いお母さんから「ペーストにするだけでこんなに甘い!」、おばあさんからは「家の孫はにんじんなんて食べないけれど、これならいいですね」などの声があがっていました。

 試食してもらいながら「食生活習慣調査」のアンケートも実施。この日のテーマは朝食。朝食を毎日食べますか? 何時に? 食べるメニューは? あいさつは? などを調べて、これからの活動につないでいきます。また、保健婦さんによる妊婦体験・保育体験コーナーも設けられました。

ちば食育ボランティアのブース

グッズを使って楽しく共感する食育

手づくりグッズで食育を

楽しみながら骨や血液がわかる

 千葉県では3800人ほどの食育ボランティアが活動しているといわれます。この日は、人形やパネルシアター、エプロンシアターなどの手づくりグッズを使って、ボランティアの方が実際に子どもたちに語りかけ、楽しく食のたいせつさのを伝える活動を披露してくれました。

 パネルは「たべものはどこへいくの 口からうんちへ」「四つのたべもの」「ほねのひみつ」「血えきのなぞ」「選食あそび」などなど。

 「板おばさんの食育パペット」で親しまれている板良敷信子さんは、子どもたちの関心や年齢にあわせて、キャラクターなどいろいろに使って物語をつくっていきます。女の子がくると、人形をあやつりながら、「ダイエットして元気がないの〜」「どんなものたべているの?」といった具合。短時間に生じる子どもたちとの共感、反応や変化。じつに上手に、楽しく取り組みをされていました。

栄養・食改善、食品衛生関係のコーナー

食事バランスガイドの活用、冬の食中毒予防

船橋市栄養士会の相談コーナー

 船橋市栄養士会は、食事バランスガイドの周知、活用をすすめる展示、PRを行ないました。パネルの内容は、食事バランスガイドとBMI(肥満の判定基準)、1日に食べる量のめやす、適正摂取量をもとに料理選び、食品・料理のSV(サービング、摂取量の単位)、望ましい食べ方など。また、来場者が栄養相談にのってもらえるコーナーもありました。

 船橋市食品衛生協会では、秋から冬に多くなる食中毒(ノロウィルス、きのこなど)の予防をアピールしました。パネルは、自然食中毒と化学性食中毒、サルモネラ菌と腸炎ビビリオ、ブドウ球菌とボツリヌス菌、手洗いはお義理でなくていねいに、食器具は使うあとさきによく洗浄、など。

生活習慣病防止に取り組む市民と医療者の会のブース

専門家と市民の連携で生活習慣病防止

小象の会のブース

 「NPO法人生活習慣病防止に取り組む市民と医療者の会(略称「小象の会」、05年6月に設立、9月に認可)」は、医師、薬剤師、栄養士、看護士などの医療関係者と、一般市民が連携・交流して生活習慣病予防の活動を広く進める組織です。

 事業内容は、情報の提供、講演会・セミナーなどの開催、外部団体との連携した活動で、今後は学校へも出かけて、関係を深めていくのことです。

 この日は「生活習慣病から血管を守ろう」などのパネルをかかげ、子どもから高齢者までの血管の健康をアピール。来場者の血糖値、動脈硬化症の測定、筋力チェックなどを行ない、注意を喚起していました。

医療、保健関係のコーナー

歯科医師会・医師会・薬剤師会の相談コーナー

歯科医師会のブース

 船橋歯科医師会は、口臭の測定、ブラッシングの指導を行いました。ブラッシングでは、入れ歯している人は、はずした入れ歯を磨くだけでなく、口の中もきれいにすることなど、とくに高齢者の方向けに、歯・口の健康をアピールしていました。

 船橋医師会コーナーでは、健診結果をパソコンに入力して脳卒中・心筋梗塞の危険度まで予測してもらえます。

 船橋薬剤師会コーナーでは、船橋市が先進的にすすめている注射針などの回収など医療廃棄物の取り扱いについて紹介しました。

出張! まちの保健室

看護協会の「まちの保健室」

 千葉県看護協会は市内でときどき開いている「まちの保健室」をこのフロアに設けて、来場者の血圧、体脂肪の測定を行い、健康相談、介護相談にのっていました。

 船橋市保健所は12月1日の世界エイズデーにちなんで、正しい知識の啓蒙キャンペーンを行い、また薬物乱用による脳の破壊写真や模型を使って、注意を喚起しました。

視覚障害者・高齢者の体験コーナーも

視覚障害者・高齢者の体験

 船橋市社会福祉協議会・船橋市福祉サービス公社のブースには、視覚障害者や高齢者の疑似体験コーナーが設けられました。

 船橋市健康政策課からは、平成20年4月開院予定で建設中の「市立リハビリテーション病院」について紹介されました。脳血管疾患などに対して、急性期リハビリに続いて、後遺症の軽減と早期社会復帰を目ざす「回復期リハビリテーション」の専門病院です。

船橋市公園協会のブース

三番瀬にオープン予定の公園をPR

公園協会のブースでは三番瀬海浜公園のウォーキングロードを紹介

 ステージで「お菜浦」ののりやあさり、魚エキスカレーが紹介された船橋浦、三番瀬の海岸は人びとの憩いの場でもあります。このブースでは、ふなばし三番瀬海浜公園にオープン予定のウォーキングロードがPRされました。

屋外 健康まつり会場船橋市公園協会のブース

屋台・物産展・フリーマーケット・・・そして、気球体験!

屋外会場

 焼きそば、焼き鳥、アイスクリーム、サンドイッチ、すいとん、おしるこ、北海道津別町物産などのテント、フリーマーケットのコーナーも出展されました。晩秋の陽射しのもとで、たくさんに人が昼食・おやつをとりながら健康まつりの1日を楽しんでいました。

 なかでも船橋青年会議所による、気球で「わくわく町体験」にはたくさんの子どもたちが集まり、順番待ちの列ができていました。