野菜とじゃこの朝ごはん 

平田虎之介君がつくる朝食メニュー
一歩先に 「早寝・早起き・朝ごはん」運動
早寝・早起き・朝ごはんの巻紙に会場から拍手が |
ステージで巻紙がほどかれて「早寝・早起き・朝ごはん」のスローガンが現われると、会場から拍手がわきました。文部科学省の食指導で「早寝・早起き・朝ごはん」が打ち出されていますが、尾道市の学校では早くからこの運動に取り組み、その一環として「朝食づくり教室」が開かれています。また地域や家庭と協力した日常指導も、おこなわれています。
大人がマネしたい! 小学4年生の朝食
土堂小学校4年生の平田虎之介君と、お母さんの千秋さん |
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大根菜めし |
具だくさんの味噌汁 |
ほうれんそうのごま和え |
目玉焼きと野菜 |
ヨーグルトと果物のデザート |
さきいかと野菜のサラダ |
そんな中から、朝ごはんを食べるだけでなく、家族のために自分でつくる小学生の登場です。この日、小学4年生の平田虎之介君が紹介してくれた献立は、「大根菜めし」「具だくさんの味噌汁」「ほうれんそうのごま和え」「目玉焼きと野菜」「ヨーグルトと果物のデザート」。「ほうれんそうのごま和え」は日によって「さきいかと野菜のサラダ」におきかわります。
「全部自分でつくれます」という虎之介君、さらにお母さんの「週3回くらいつくってくれます」との言葉に、会場から「ほうー」という声が上がりました。
ご飯に大根葉と地元産のちりめんじゃこや健康食のごまなどが入っていること、味噌汁に野菜・きのこ・海草などを多種類入れて、1日30種類の食品が食べられるように考えてあることなど、山本麗子さんも「大人がマネしないといけない」と、びっくりする工夫がいっぱいです。
大根菜めし
2人分
温かいご飯 300g
大根葉 1/2本分
ちりめんじゃこ(よく乾燥したもの) 50g
煎りごま 大さじ1
サラダ油 大さじ1
ごま油 大さじ1
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大根葉をさっと色よくゆでて、小口切りにし、よく水気を絞る。
フライパンにサラダ油を入れ、ちりめんじゃこを炒める。次に大根葉を入れてよく炒める。温かいご飯を入れ、材料が混ざったらごま油を入れ、ごまを指でつぶしながらちらす。
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具だくさんの味噌汁
2人分
わけぎ 3本
じゃがいも 50g
にんじん 20g
ごぼう 10g
しいたけ 2枚
乾燥わかめ 5g
油あげ 1/4枚
だし(いりこ 約6匹、だしこんぶ5cm角、水 2カップ)
味噌 大さじ2
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水に、いりこ、だしこんぶを入れて一晩置く。(暑い時期には冷蔵庫に入れる。)
鍋に1を入れ、沸騰したらこんぶを取り出す。
わかめは水で戻しておく。油あげは熱湯をかけ油抜きする。
わけぎ以外の材料を一口大に切り、煮えにくいものから順に鍋に入れる。全部の材料に火が通ったら味噌を入れ、小口切りにしたわけぎを入れてから火から下ろす。
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おばあちゃんが先生
「細かく上手に切れているね。オジさんはこの2倍くらいにしか」と脱帽の宮川アナ |
大根菜めし、ほうれんそうの和えもの、さきいかのサラダの三つにごまが使われていることに、宮川アナが注目。返事は「栄養を考えて」ですが、これはおばあちゃんの「ごまは体にいい」という教えのようです。
虎之介君は、おばあちゃんの食事づくりを手伝ううちに、自分でも料理をするようになりました。まずはおばあちゃんが先生で、おかあさんが下ごしらえなどでサポート。
さらに、ちりめんじゃこなど地元産の食材を活かした健康朝食メニューを「朝食づくり教室」で学び、力をつけています。
「朝食づくり教室」で学ぶ
「朝食づくり教室」について紹介された栄養士さんの、宮本ひさ子さんと、松山みどりさん |
尾道市学校保健会栄養士部会は、年に1回(または3回に分け)、親子参加の「朝食づくり教室」を開催しています。子どもたちが朝ごはんをしっかり食べていない、野菜を食べていないという実態を改善するためです。
例えば、体験する料理のひとつに「ピーマンとじゃこの炒めもの」があります。
これには、
1.子どもの嫌いな野菜No.1のピーマンを自分で料理し食べることで、好きになるように
2.ちりめんじゃこを加えた料理で、カルシウムたっぷりの朝食を
3.朝からよく噛む食事で、集中力発揮と成長モルモン活性化を
などの願いがあります。
出演いただいた二人の栄養士さんである、宮本ひさ子さんと、松山みどりさんは、「子どもたちもお母さん、お父さんも楽しそう」「初め包丁で切ったりするのがむずかしいけど、ちゃんとやれるようになるのが自信に」と、自分で料理する大切さをアピールされました。
小学校区ごとに、地域による食育などの支援
虎之介君はこの日さっそく、石田房子さんにつくしの料理を習いました |
尾道市では、小学校区ごとに、わけぎ料理で出演していただいた石田房子さんのような保健推進員を中心にした「食育支援」(栽培体験、ふれあい料理教室、朝食指導など)や、「子育て支援」が盛んで、地域と子どもたちとのきずなを強めています。
このような「地域の先生」の活動に加えて、朝食づくり教室、学校栄養士・養護教諭による日常的な食指導が重なり、食習慣づくりの成果を上げています。
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