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じゃがいもドーナツ

余った脱脂粉乳がお菓子に大変身

ドーナツを創作した頃を語る杉原八重子さん

おいても硬くならないのが、じゃがいも入りのよさ

 尾道市瀬戸田町の杉原八重子さん(広島県民生委員児童委員協議会尾道市瀬戸田町副会長、ドーナツ会会長)は長年、民生委員、食生活改善推進員として、地域の仲間とともにボランティア活動(独居の人の食事、保育園・学校教育へのさまざまな協力、イベント協力など)を続けてきました。

 昭和28年に息子さんが生まれたとき、お乳が出るようにと脱脂粉乳が配給になりました。臭いがあって多くの人に飲みにくいものでしたが、母乳がよく出て脱脂粉乳のいらない杉原さんは、もったいないから料理に有効活用しょうと、地域に沢山あったじゃがいもを使ってドーナツをつくり、おいしいおやつに変身させたのです。じゃがいもを入れたドーナツは、時間がたっても固くパサパサにならず、もっちりやわらかくおいしいのが特長。

イベント、行事で喜ばれて半世紀

ドーナツ会の仲間と楽しい活動を紹介

1月に合併した瀬戸田町のある生口島を望む(因島より)

 以来、農業祭などイベントに欠かせないものとなり、お節句や卒園式・入学式・運動会などの行事でも喜ばれています。いつしか仲間ができて、20年ほど前に「ドーナツ会」と命名。ステージには3人の会員、藤井久子さん、村上典子さん、横田千恵子さんといっしょに出演され、地域で長年ドーナツの人気が続いていること、イベントのバザーで売った収益でお年寄りにお弁当を配ってきたことなど、人と人をつなぐ輪「ふるさとの味 ドーナツ」のすばらしさを語っていただきました。

 今では当初の脱脂粉乳から牛乳とスキムミルクに変わり、メリケン粉は蒸しパンミックスに変わっています。ドーナツの創作から約半世紀。「東京にいる息子にも送ります」との杉原さんの言葉に、山本麗子さんが「これがおふくろの味ですね」。

 こうしたふるさとの味を育み伝える瀬戸田町は、この平成18年1月に尾道市と合併しましたが、宮川アナから「ぜひ瀬戸田へどうぞ」と紹介されました。

 200個分

  • じゃがいも 2.5kg
  • バター 450g
  • スキムミルク 250g
  • 卵 5個
  • 牛乳 1000cc
  • ベーキングパウダー 小さじ2
  • 蒸しパンミックス 3kg
  • グラニュー糖
    1. 蒸したじゃがいもを潰し、熱いうちにバターを入れる。

    2. スキムミルク、卵、牛乳、ベーキングパウダーを入れる。好みで砂糖を加えてもよい。

    3. 蒸しパンミックスを入れて、こねすぎないようにサクサクと混ぜる。

    4. ドーナツ型で抜く。

    5. 油であげ、グラニュー糖をまぶす