りんご畑の向こう、眼下に善光寺平が広がり、そのさきに北アルプスの山なみが浮かびます。ここは別天地だ、と思いながら、さらにのぼって山沿い集落にくると、きれいに管理された田畑と家々の向こうに、今たどってきた扇状地がパノラマのように広がり、こここそ別天地、わがふるさとだという思いがわいてきます。
 そんな別天地のような「ふるさと景観」が次々と展開する信州高山村。村制施行50周年を記念して開かれた食育・健康フェアには、ふるさとの豊かな自然を活かし、土を肥やして、健康な食生活と暮らしの文化を育て受け継いでいる人びとが集まって、元気に交流しました。



  • 「温泉の休日」の一品持ち寄り料理
  • 漬け物いろいろ
  • キッズクッキングのお焼き
    丸なすを使って、とびきりなす料理
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    地元出演者の皆さんと枝元なほみさん、宮川泰夫アナ

     信州高山村には、食をお互いに楽しみ、ほめあい教えあう交流の場がいろんな形で息づいています。昔からの「農休み」が今でも地区ごとに続き、旬の得意料理を「一品持ち寄り」しては出かけます。それは子どもたちとっても、地域の食に出会い、他の家の味を知る機会です。
     また、お年寄りたちが月1、2回村の温泉つきの保健福祉センター「チャオルの森」で1日を過ごす「一品持ち寄りの休日」は、食の技の交流の場。村のリサイクル堆肥使用でおいしい野菜が並ぶ直売所は、料理や保存の教えあいの場となっています。
     ほかにもキッズクッキングや親子料理教室など次世代への伝承活動もさかんで、これらを通じて高山の食の魅力が伝わっていきます。すばらしいコミュニケーション「食交流の楽しみ」をお届けします。

    取材・文責:農文協
    記録撮影:倉持正実


    会場のようす。石臼体験コーナーなど
    食と健康に関するお医者さんのお話など
     
    主催団体、後援団体など、開催概要をPDFファイルでご覧になれます