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元気まつり 健康づくり食生活展
──大網白里町食生活改善協議会

健康的な食生活づくりのための多彩な活動

 大網白里町食生活改善協議会(板倉静江会長)は、子どもたちの健康的な食生活・食習慣づくり、生活習慣病を予防するための食事改善などに向けた、多彩な活動を続けています。

 この日フロアでは、「平成18年度元気まつり 健康づくり食生活展」として、「保存食・常備食〜郷土に残したいおふくろの味」「落花生料理」「朝食メニュー〜朝食を毎日食べましょう」「太巻き寿司」などのテーマで、たくさんの料理を展示し、レシピ集を配布しました。

大網白里町食生活改善協議会のブースと板倉会長ほか推進員の皆さん
太巻き寿司の展示とレシピの配布

いま、町で人気の太巻き寿司教室

 太巻き寿司はもともと、むらの祝儀・不祝儀・祭りなど、人寄せのときの料理でした。子どもたちは親の持ち帰る折詰の太巻き寿司を喜んで食べ、若いお母さんは手伝いの場で先輩から技を学び、むらの助け合いの客事は食の楽しみと技の伝承の場だったのです。

 そのような客事に変わる新しい伝承の場が、幼稚園や小中学校のPTAと、大網白里町食生活改善協議会などとが協力して開く料理教室。若いお母さんたちにとって、美しい色模様に巻けることや、子どもに喜んでもらえることがうれしいようで、PTAなどから食改(ヘルスサポーター)さんへ、「料理教室を開催したい」という希望がふえているとのことです。

 この日は、さまざまな太巻き寿司の見本展示ともに、いちばん基本的な「チューリップ」と、大網白里町の花「コスモス」の巻き方のレシピが配布されました。

落花生料理の数々、右下がピーナツ入りすいとん

多彩な落花生料理の紹介

 ステージでも紹介された落花生料理は、このフロア展示では味噌ピーナツ、いんげんのピーナツバターの和え物、落花生と魚のつまみ、ピーナツと大根の和え物、鶏のドラムスティックピーナツ揚げ、落花生ようかん、ピーナツ入りすいとん、落花生の砂糖かけの8種。特産地ならではの落花生料理がさらに多彩になり、来場者に喜ばれました。おすすめ料理は、ピーナツ入りすいとん。炒った落花生を粉にひき、小麦粉に加えてすいとんにするものです。

手軽にできる朝食メニューの紹介、右は即席パンプディングとおくらごはん

手軽にできておいしい朝食メニューの紹介

 さらに、この日力を入れた展示が「朝食メニュー」。朝食をとらなかったり、菓子パンなどで済ませたりする家庭が増えているなか、手軽にできる主食で、もう2品ほど組み合わせれば、食事バランスがグンとよくなる料理の紹介です。和風では、おくらごはん(プロセスチーズ、こぶ茶など入り)、けんちんふうおじやなどで、これに味噌汁とめざしでも組みあわせればOK。洋風では、オムレツトースト(ベーコン、ピーマン、粉チーズなど入り)、バターロールウインナ(焼きのり、レタスなど入り)、洋風おじやなどで、これに牛乳と野菜サラダなどを組み合わせます。残って冷凍しておいたカレーやシチューを使う料理もあり、忙しい朝の時間に、子どもにも大人にもうれしい朝食メニューのコーナーでした。

 会場では、手づくりのかりかり梅の試食サービスがあり、残暑のなか、涼しげな歯ごたえで、来場者から喜ばれました。

米新品種「ふさこがね」の紹介、お米加工品の展示
──山武農林振興センター

ふさこがねの稲株と米粒の展示、こしひかりなどとの比較

農家のお母さんたちによる米加工品の紹介

期待の新品種「ふさこがね」の魅力

 早生品種「ふさおとめ」に続いて、中生の「ふさこがね」(千葉28号)が今年から登場。こしひかりの味で、大粒、耐冷性・耐倒伏性が強くつくりやすいのが特徴で、期待の品種です。ブースでは、ふさこがねの株、米粒が、他の品種と比較展示されました。簡単なクイズに応えた人には、ふさおとめの新米がプレゼント。

 また、地元山武の米を利用した加工・調理品も展示されました。作ったのは、農家女性の生活改善グループが集まる「アグリライフ山武」(ステージ「あなたが主役 ふるさとの味」に出演された「アグリライフ大網」もこの一員)のお母さんたちです。もち、かきもち、米粉パン、太巻き寿司、すあま、味噌、転作黒大豆味噌、米粉ケーキのいろいろ、などなど、お米でこんなに楽しい食卓ができる!と参加者がうなづいていました。

健康相談、栄養相談コーナー
──大網白里町健康福祉課

保健師・栄養士による健康相談

メタボリックシンドロームを防ぐ

 保健師・栄養士による、メタボリックシンドローム予防を中心とした健康相談が行なわれました。メタボリックシンドロームとは、中高年でウェストが太くなる肥満タイプの人が、軽度でも高脂血症・高血圧・糖尿病のどれか二つを持っている状態のことで、動脈硬化を急速に悪化させ、心筋梗塞や脳卒中の危険性が高いとされます。来場者は、フロアでの健康診断結果などをもって、相談にのってもらっていました。

 栄養相談コーナーでは、1日に食べたい野菜350gを当てるテスト。「もうちょっと、このくらいが1日の量です。ご家族皆さん食べていますか?」と、アドバイスを受けていました。

体の測定、健康診断、体験コーナー

骨量や体力など測定

血管年齢や脳年齢などの測定

お口と歯の相談

ADEの体験

デジタル人間ドックによる診断と相談

 今回の食育・健康フェアのフロアでは、体の測定・診断、体験コーナーがたくさん設けられ、会場をまわって受診・相談する来場者でにぎわいました。

  • ちば県民保健予防財団・・・骨量、足指力、全身反応時間、体前屈のなど測定と相談。
  • 千葉県国保団体連合会・・・体脂肪、血管年齢、脳年齢などの測定と保健師による相談
  • 山武郡市歯科医師会・・・「お口と歯の相談コーナー」。歯の磨き方指導、虫歯になりやすさと口臭チェックなど。
  • 山武郡市薬剤師会・・・薬の相談など。
  • 日本助産師会千葉県支部・・・妊婦疑似体験、女性のための健康相談など。
  • 山武保健福祉センター・・・薬物乱用予防、エイズ感染症予防、ADE(押しボタン式心臓救命装置=自動体外式細動器)の体験、など。
  • コンピュータによる健康診断・・・国民健康保険協会中央会「デジタル人間ドック」による診断と改善予測
  • 漢方相談・・・ツムラによる身体・血圧測定と漢方相談。

など

関東農政局千葉農政事務所のブース

お箸で大豆をつまむ

もみが白米になるまでを体験

大豆つまみに挑戦、お箸を見直す

 制限時間1分間の「大豆つまみゲーム」が一番人気。60以上つまめた人はご飯茶わん、子どもで40以上ならランチョンマット、30以上なら6色鉛筆がもらえます。「ただいまの最高記録は43個」(10時時点)の表示に、たくさんの人が挑戦しました。「もう(1分)たったの!?」と、首をかしげる人も。目の前には、お箸の取り上げ方、持ち方、器とお箸の扱い方などを写真入りで解説したプリント「ご飯食のマナー」が置かれ、日本食の基本技術を見直す機会になりました。

 また「もみ」が、玄米ともみがら、白米とぬかになっていく工程を、手回しのミニもみすり機・精米機で体験するコーナーも設けられ、子どもも大人も興味深く体験しました。

 ほかに、食事バランスガイドのPR、食生活指針アンケートなど。

農文協のブース

「夏休み 食育 工作」のコーナー

石臼で大豆を挽いて黄粉づくり

夏休み 食育 工作

 ブースの正面壁には「夏休み 食育 工作」のタイトルがあります。この、「夏休み」「工作」の文字は、稲のミゴで作った筆で書いたもの。感心の出来栄えを見て希望する人には、ミゴ筆づくり体験もできます。また、わらを使ってをクラフトを楽しみましょうと、カエル、馬、キリン、デンデンムシなどをつくり、記念に持ち帰りました。カラフルに染めた麦がらビーズのブレスレットづくりでは、夏バーションとして型抜きしたカニをアレンジしました。

 子どもから大人までどの開催地でも喜ばれる石臼体験は、今回は大豆をひいて黄粉づくりをしました。

 お魚が豊かな千葉県での開催にちなみ、試作中の新ゲーム「江戸前のお魚当てクイズ」も登場。楽しい字の勉強にもなりそうです。

サブアリーナ、ロビーの展示、イベント

親子でボール体操

折り紙・手づくりおもちゃなど

ロビーの賑わい、「食事バランス」のこま

作業所の活動紹介と作品販売

 サブアリーナでは、ふれあいサービス・ディサービス・在宅介護支援センターなどによる各種体験、作品の展示・販売、健康体操、保健推進員会による手づくりおもちゃ、絵本読み聞かせなどが行なわれ、たくさんの人が集まり交流し、楽しみました。

 ロビーでは、福祉施設による作業活動紹介と作品の展示・販売、盲導犬倶楽部による啓発、ボーイスカウト・ガールスカウトによる活動紹介などが行なわれました。

屋外 農産物・食品など販売コーナー

農産物、海産物の販売

田畑の幸、海の幸がいっぱい

 丘陵、田畑から九十九里の海までの食材豊かな大網白里町。収穫したばかりの新米をはじめ、多種さいさいな田畑の幸、海の幸が並びました。ステージ「あなたが主役 ふるさとの味」で紹介された生落花生(「茹で落花」にする)や、背黒イワシの加工品もあり、また、弁当や麺類などの模擬店も出店し、ここで昼食をとって食育・健康フェアの1日を過ごす人、お土産を買う人たちで賑わいました。