NHK健康フェア >> みやき町 >> 食育出展ブース





 

みやき町産野菜で健康食卓づくり―鳥栖保健福祉事務所など

みやき町の特産野菜を使った料理の紹介

若返り食に地域食材料理のすすめ

 骨密度測定と管理栄養士による食生活指導、「手ばかり」でバランスの良い食材群の摂取量を考える栄養指導が行なわれました。それと同時に、「みやき町の秋の特産野菜の紹介」コーナーを設けて、「かめばかむほど若返る地域の食材を使った料理」を紹介し、来場者の目を引きました。これは、ふだんから保健福祉事務所と農林事務所・農業改良普及センターとがタイアップした活動を展開しており(食ネット鳥栖)、この日のフロアでも、地産地消型食生活による健康づくりを大きくアピールしたものです。

 展示された地域食材料理は、子どもに人気のメニューとして「アスパラポテトのたみ子巻き」、かんたんメニューとして「おくらとなめたけのおろし和え」「ラタトゥィユ(なす・トマト・たまねぎ・かぼちゃ・ピーマンなど使用)」、作りおきメニューとして「ゴーヤのさっぱり和え」など。例えば、アスパラポテトのたみ子巻きは、春巻きに地域特産緑色野菜のアスパラと、もっと摂りたい芋類(じゃがいも)を入れ、子どもの好きなウインナーで食べやすくするというように、健康的な食生活へのアイディアと願いが、どの料理にも込められています。それぞれの料理のレシピが用意され、来場者が持ち帰っていました。

学校給食料理
──アスパラと鶏肉入りグラタンの試食

地域野菜と学校給食のつながり

学校給食のグラタンの試食

 ステージ「あなたが主役 ふるさとの味」では、野菜も魚もよく食べて残食の少ない学校給食を実現しているみやき町の学校栄養士さん二人が出演、(地域産のアスパラを使った料理を紹介していただきました。そのひとつが、みやき町学校給食センターの「アスパラと鶏肉入りグラタン」です。ゲストの枝元なほみさんがコメントされたように、子どもはグラタン大好きだから、この中にいろんな野菜を入れるというアイデイアです。

 そのグラタンを来場者にも味わっていただき、みやき町の野菜生産と学校給食とのつながりを育てていこうという願いの試食コーナーです。たくさんの来場者が、共感しながら、ふだん知らない学校給食の味を楽しんでいました。

体の測定、健康診断と相談コーナー
──佐賀県総合保健協会ほか

動脈硬化の診断と相談

血圧などの測定と相談

ダイエット用飲料・食品の紹介

デジタル人間ドック、健康運動指導士による指導

メタボリックシンドロームの予防など

  • 佐賀県総合保健協会は、「受けよう検診 つくろう健康」をキャッチフレーズに、結核・肺がん・骨粗しょう症などの予防のための啓発・指導を行い、動脈硬化の検査コーナーを設けました。
  • 東佐賀病院は、血圧・体脂肪・血糖の測定と、メタボリックシンドローム予防を重点とした相談・指導を行いました。また、同病院はダイエット外来で糖尿病や高脂血症の治療実績をもっています。このコーナーでは、健康づくりのためのダイエット飲料や、楽しみながらダイエットができる食品の展示・試飲試食が行なわれました。
  • アルコール問題を考える鳥栖酒害者と家族の会は、アルハラや健康への悪影響、交通違反など酒の害について注意を喚起し、アルコールパッチテスト、問診による酒に対する体質診断を行い、個人にあったアルコールとの正しいつきあいをアピールしました。
  • コンピュータによる健康診断…国民健康保険協会中央会のブースでは、「デジタル人間ドック」による診断と改善予測。同ブースで、健康運動指導士による相談・アドバイス。
  • 漢方相談…ツムラによる身体・血圧測定と漢方相談。
  • など

※メタボリックシンドロームとは、中高年でウェストが太くなる肥満タイプの人が、軽度でも高脂血症・高血圧・糖尿病のどれか二つを持っている状態のことで、動脈硬化を急速に悪化させ、心筋梗塞や脳卒中の危険性が高いとされる

手づくりおもちゃ体験コーナー

手づくりおもちゃづくり

あるものを活かしてさまざまなおもちゃ

 みやき町では町長から委嘱された母子保健推進員が、保健サービスの案内、子育のお母さんの輪づくり、妊娠・出産・育児の研修などの活動をしています。この日フロアでは、子どもたちが喜んでつくり、手わざも上手になる、おもちゃづくりコーナーを設けました。おしぼり犬、牛乳パックの玉入れ、ハートの小袋などなど、楽しんでつくる親子でにぎわいました。

九州農政局佐賀農政事務所のブース

米粉パンの紹介
農政局のブース
食事バランスの良い3食例

食事バランスガイド、お米中心の食卓のすすめ

 展示のねらいは、食事バランスガイドについてよく理解し、毎日の食生活に具体的に活かしてもらうこと。とくに、食事バランスをとる主体であるお米について見直してもらおうというコーナーづくりです。食事バランスガイドのパネル展示、アンケートとともに、朝食・昼食・夕食の例を紹介しました。ご飯中心のメニューで、1日3食でバランスをとることをアピールしました。

 また、米粉でおいしいパンができることを紹介。小麦粉グルテンを混ぜてもちもち感のある手づくりパンを試食に出し、みなさん感心して味わっていました。

農文協のブース

石臼で黄粉づくりする子どもたち

収穫の秋、稲ワラの紙すき

 田んぼでもバケツ稲でも、収穫するとお米とともワラがとれます。昔から農家は、それを無駄なく、生活や生産の用具や、家畜のエサや土づくりに活かしてきました。食育・健康フェアの農文協ブースではこれまで、ワラの人形や飾りづくりなどの体験が喜ばれ、ミゴの筆も紹介しましたが、今回はワラの一番下のクズっぽい部分を活かした紙すき、稲わら半紙づくりです。

 あらかじめ、ワラを重曹で2時間ほど煮て乾燥させておいたものを用意しておき、これをフェアの都度水に溶かしてのりを混ぜて、紙すき体験してもらいます。来場者は、紙の見本に「これ、ワラですか?」と関心、興味を示され、挑戦していました。秋らしく、漉いた上に紅葉の模様をのせて、きれいな紙ができました。

 子どもから大人まで喜ばれる石臼体験は、今回は大豆をひいて黄粉づくりをしました。

屋外イベント ふるさとの味の試食コーナー―みやき町食生活改善推進協議会、JAさが東部三養基特産加工グループ

食生活改善推進員による「元気汁」づくりと試食
いろいろなあんをはさんだ「ぶつ焼き」
「元気ビーンズ」「アスパラとこんにゃくの産地和え」の試食

元気汁・ぶつ焼き…みやき町食生活改善推進協議会

 ステージ「あなたが主役 ふるさとの味」で紹介された「元気汁」1000食分と、「ぶつ焼き」500個が屋外ブースで振る舞われ、来場者に喜ばれました。すっかりみやき町のイベントに定着してお馴染みの元気汁ですが、佐賀市からきたというグループは「これ、小麦粉でつくるんだね」「ちぎった団子が入って、豚肉も入っておいしい!いいですね」と、初めてのみやき町名物料理を味わっていました。

 ぶつ焼きは「昔のおやつはこればっかり!」「もねのぶつ焼きは、歯ざわりが良くて香ばしい」と年配者がなつかしがっていました。この日、はさむあんは黒みつ・小豆あん・マーマレード・いちごジャム・ブルーベリージャムと豪華。現代風の味わいになり、子どもからお年寄りまでみんなが楽しみました。

おすすめこんにゃく料理…JAさが東部三養基特産加工グループ

 グループでは11人のお母さんたちが活動しています。ステージ「あなたが主役 ふるさとの味」で、手づくり刺身こんにゃくの料理2品「アスパラとこんにゃくの産地和え(こんにゃくサラダ)」と「元気ビーンズ(豆乳こんにゃく)」を紹介していただきましたが、屋外ブースでそれぞれ200食分が振る舞われました。

 手づくりヘルシー食品のこんにゃくと豆乳を合体させた「元気ビーンズ」は、グループが子どもたちにもっとも食べさせたい食べもの。夏は冷やして、冬は湯通しして熱々でいただけます。親子連れなどにも好評で、味とともに「元気ビーンズ」の名も印象に残るようです。

 アスパラ産地のみやき町では春から秋までアスパラがとれますが、暑いときに涼しげな緑のアスパラ入りサラダはうれしいもの。地元では、夏には小さく細いのが緑がきれいで美味しいという人も多く、産地ならではのアスパラの楽しみが広がっていきます。

屋外イベント 地域産物などの展示・販売コーナー

白石焼、地元の酒の展示・販売
薬用茶の試飲と薬相談

白石焼やぼたもち、銘酒など

 台所の万能選手「もね」を焼いていた白石焼の陶器、あいがも農法による無農薬・無化学肥料の酒米づくりや市民向けの「お米とお酒の学校」などに取り組む天吹酒造の酒、長い歴史をもつ名物「綾部のぼたもち」、野菜・果物と手づくり加工食品、軽食・飲み物、福祉施設の手づくり作品などの販売、薬用茶の試飲と薬相談などブースが並び、フリーマーケットも開かれました。気持ちの良い好天にも恵まれて、1日にぎわいました。