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開会挨拶 坂本元子 地域に根ざした食育推進協議会 会長

 皆さんこんにちは。ようこそお越しくださいました。第1回の「食育実証研究助成発表会」の実施にあたりまして一言ご挨拶申し上げます。2000年に国が「食生活指針」を提唱致しました。これは近年非常に乱れてきた食生活を何とか正しく是正したい、あるいは食料の生産にもいろいろ理解をしてほしいという国の意図がございまして提唱してきたわけでございます。

 その翌年、BSEの発症が日本で初めて出てまいりました。それによって消費者の方々の、食に対する関心といいますか、また不信感というのが非常に広がってまいりまして、この際食育と称するいわゆる食生活に関する改善の支援と、食の安全・安心に対する理解と啓発を求めようというわけで、国では啓発活動に努めて参りました。

 2002年に「地域に根ざした食育推進協議会」が農林水産省によって設立されまして、「ニッポン食育フェアおよび食育総合展」「地域に根ざした食育コンクール」など多彩な活動を進めて参りました。この「食育実証研究助成」というのは農林水産省が新しく開設致しました事業でございますが、「ニッポン食育フェア」の一連の活動として「食育を効果的に実現できる手法の開発」を目的とする研究のプロジェクトに国が助成をしようという企画でございます。2003年の第1回の研究助成にあたりましては、全国から53のプロジェクト研究の応募がございました。2003年にはその中から7つのチームに助成がなされております。今日はそのうち6つのプロジェクトの1年間の研究の成果をご発表いただくことになっております。

 これは、食育に携わっておられる方々に具体的な研究の成果を共有していただくというのがネライでございます。今年は既に新しい助成研究チームが決まりまして、7つのプロジェクトチームに助成がなされております。助成を受けられたプロジェクトチームの研究は大変幅広い分野にまたがっておりまして、既に6階のポスターセッションの所でご覧いただいた方々も多いかと思います。「仮想コンビニを使った食育」「地産地消による食育の実践」「食の生産から消費まで理解できる食教育カリキュラムに関する研究」「3世代共同農業体験学習の教育効果に関する研究」「望ましい食習慣の実現を目指して」「ライフステージ別食育の実践方法」など多彩な研究を今日はご紹介できるかと思います。

 この会場では口頭で発表をしていただきますが、6階の会場ではさらに細かな研究内容を見ていただくために、ポスターセッションの形で研究の状況を展示していただくことになりました。具体的な研究のやり方やその効果について細かく討議をされたいとご希望の方は6階でも同様に、この時間帯と同じ時間で進行されますので、どうぞごゆっくりご討議いただいて、のちのちの食育のためにご参考にしていただければ有り難いと思います。今日はご来場いただいて有り難うございました。


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