Home >> 2005 食育実証研究発表会 報告集 >> 開会挨拶  

開会挨拶 坂本元子 地域に根ざした食育推進協議会 会長

皆さん、おはようございます。たくさんお集まりいただいて本当にありがとうございました。ただ今から第2回の食育実証研究発表会を行ないます。開会に際しまして、一言ご挨拶をさせていただきます。

この研究プロジェクトは、一昨年に発足いたしました。研究課題の公募をいたしまして、その中から立派な企画を持っておられる研究を選定いたしまして、1年間ご研究を続けていただくというプロジェクトでございます。一昨年は7つの課題を選定させていただき、昨年の10月この会場でご発表いただきました。昨年の選定に当たりましても7課題が選定され、今日その1年間の成果をご発表いただくことになっております。

ご存じのように、今年6月10日に食育基本法が国会で成立して、7月から施行に入っております。この食育基本法というのは、国、地方自治体、学校ならびに個人、それから家庭の食生活を含めて、食育の推進をするということが責務とされております。この食育基本法ができましたのが今年でございますが、今年はその記念すべき年に当たろうかと思います。

この食育実証研究というプロジェクトも、国における新しい食育の推進にとって実践のための実証を研究する課題でございます。「今なぜ食育なのか」という疑問を時々聞くことがございますが、現在国においては食の安全、安心の課題、それから家庭や個人におきましては食生活の乱れなど、いろいろと対策が要求される時代になっております。国および地方自治体では食育推進会議を設置して、基本的な施策を提言することが求められております。

今回の成果の発表は全部で7課題ございます。その7課題の中には、乳幼児から子ども、そして視覚障害者向けの食育に対するあり方に対する試みがございます。それからさらに地域社会の食育推進実践を、専門大学を中心にしてシステム化しようとする試み、また環境を重視して資源循環型社会の一員としての教育を食の生産の視点から理解させようという試み、また食品に表示されております栄養健康表示の社会的ニーズを解明しながら、それをいかに食育に活用するかといったような、非常に幅広い分野での研究が発表されることになっております。

昨年は午後だけの時間で発表いただいたのですが、発表される方、それから聴衆の方々から時間が不足だというご意見がございました。そこで、今回はじっくりと発表していただくために午前と午後の二部制にいたしました。また、6階のロビーではポスターセッションと申しまして、研究いただいたことをポスターに表示して、そこで研究者と参加者とのディスカッションをじっくりとやっていただこうというシステムを用意してございます。

したがいまして、午前中の3課題のご報告については、昼食後、休憩の時間を活用して、30分間じっくりとロビーでディスカッションしていただきたいと思います。また、午後の部の場合はここで4課題ご発表をいただいた後に、6階のロビーにおいでいただいてそこで十分に検討していただくという企画をいたしました。

発表いただく先生方には長時間の取り組みとなりますので、いろいろと大変かと思いますが、よろしくお願いいたします。本日はご来場いただきまして本当にありがとうございました。十分にディスカッションを楽しんでいただきたいと思います。


▲ページトップ