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まとめ

坂本元子 地域に根ざした食育推進協議会 会長

これで全体の口頭の発表は終わりですが、一言感想を申し上げさせてください。

食育推進協議会が全国各県、各市町村で推進活動を行うようにという方針ですが、今日の発表を伺っていて、もうすでに各地でそれが立ち上がり、それぞれの地域で積極的な活動が起こっているという印象を受けました。食育推進委員会の支援を受けて、農業、消費者、それから食品の廃棄の処理、そういった活動があちこちで進んでいるように思いまして、今日のお話は大変興味深いところがございました。

特に最後の、学校が食育を全体で取り組むという発表内容は、大変新しいシステムであり新しい活動であると思いますので、今後ともぜひお続けになりますようお願いします。とかく学校に行きますと、食育は家庭科の先生と栄養教員がやればいいというような印象で捉えられていることが多いのですが、このようにコラボレーションシステムを持って、総合教科として展開していくという方法は非常におもしろく、すべての先生が興味を持ってくださるだろうと思いました。

それからもう一つ。愛媛大学の若林先生のご発表は、生産から加工、流通、調理加工、人の健康と知識、それから食文化というような食育の縦のラインを見事につくってくださいました。そして、その横軸のようなかたちで各先生方が一つ一つのセクションで、非常にスコープの広い発表をしてくださいまして、今日の研究発表は非常によくまとまったのではないかと感じました。

皆さん方はもっといい印象をお持ちかもしれませんが、またこの下でディスカッションがございますので、ゆっくりとご自分のお考えをおまとめになってお帰りくださいませ。今日はどうもありがとうございました。

閉会挨拶 栗田庄一 食育実証研究発表会 事務局長、農山漁村文化協会理事

今日は長時間お付き合いいただきまして、大変ありがとうございました。それから、発表者の先生方も大変お世話になりました。

今日は午前と午後で7つの発表をいただきました。それを私なりに何が共通項かと考えたのですが、それはやはりこの主催者のタイトル「地域に根ざす」ことであると思いました。地域に根ざす教育の取り戻し。食育もその一環だと思います。今までの教育は、どちらかという地域から都会へ人を追い出すものでした。それを、もう一度、地域が元気になる教育にしていこうと皆さんがお考えになっていることがよくわかりました。よく、家庭の食育力が落ちていると言われますが、それならば地域の食育力を強めなければなりません。そこを地域共同システムということで、学校と地域と家庭を結ぶネットワークをつくろうとしていることが、どの研究にも出ていたと思います。

それでは、この後、午後の4つの発表のポスターセッションがありますので、それもぜひお付き合いいただきたいと思います。今日は長時間、お付き合いいただきまして、ありがとうございました。


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