そば

にんにく味噌やねぎ味噌で楽しむ「そばかっけ」――青森県八戸市南郷なんごう区・名川ながわ町など

調査地:青森県南部地方
産地:青森県南部地方 主に八戸市南郷区、名川町
生産量:16t(平成14年、青森県南部地方)
生産者:南郷区66人 名川町40人
流通・購入ガイド
  • 八戸市南郷区産は通販、市内百貨店、道の駅南郷内三稜荘でそばとして販売されている。また原そばとして信州方面にも出荷されている。
  • 名川産はそばの里けやぐで加工され食べられる。そば粉も同店にて購入可能。
    入手先に関するお問い合わせ
  • そばの里けやぐ
    青森県三戸郡名川町平字姥懐8-3
    TEL 0178-76-1060
  • (株)南郷村総合交流ターミナル
    青森県八戸市南郷区中野字舘野4-4
    TEL 0178-82-2902
    調査内容のお問い合わせ
    八戸スローフード協会
    〒031-0841 青森県八戸市大字鮫町字小舟渡平9-19 八戸シーガルビューホテル内
    TEL 0178-33-9133 FAX 0178-33-9134

  • 魅力、利用、継承

    そばかっけ

     ヤマセが吹いて凶作年が多い青森県南部地方では、ひえ・粟・きびとなどとともに、そばが重要な主食だった。そばは、栽培期間が短く、順々に花が咲いて実っていくため、低温がきても一気に全滅、収穫皆無ということがないからだ。

     重要食材だけに、そばもち・ほど焼き・そばがきなど日常食から、ハレの日のそば切りまで多彩で、「そばかっけ」は典型的な農家料理のひとつ。そば粉に水を入れてこね、麺棒で厚さ3ミリほどにのばして、食べやすい大きさの三角形に切り、汁に入れて煮て、にんにく味噌やねぎ味噌などをつけて食べる。汁に大根や豆腐などを入れて楽しむことも多い。

     そばは、夏と秋の2回収穫ができるが、この地方では夏播き・秋収穫である。南郷村では「そば振興センター」が、名川町では「そばの里 けやぐ」が、栽培から収穫、加工、製粉やそば打ち、販売などをおこない、ふるさとの味を伝えている。